この研究は今の若者が昔より完璧でなければ
ダメと思ってるのではないのかという疑問を
調べたものです
研究の結果は「アメリカ」と「イギリス」と
「カナダ」の大学生が過去35年で完璧主義が
かなり強くなってる事が分かりました
その背景に将来への不安や経済状況の悪化や
社会の競争の激化とか所得格差の拡大などが
関係してる事も分かりました
完璧主義は全て完璧にやろうとする思考です
でも心理学でいう完璧主義は単なる努力家や
真面目な事や向上心があるという意味でなく
完璧でない自分には価値がないと思う事です
例えばテストで95点取ったのに落ち込んだり
些細なミスで自分を強く責めたり人から悪く
思われる事を極端に恐れるという状態です
調査は1991年から2024年で約8万3000人分の
大学生からデータを取って分析しました
参加者の平均年齢は20歳でそこから35年間も
調査した大規模調査だったのです
研究は完璧主義を大きく2つに分けました
①は自分を追い込むタイプでこれは「もっと
頑張らなきゃ」「更に良い結果出さなきゃ」
と思うタイプです
例えば100点を目指すや常に最高を求めたり
妥協できないという特徴があって心理学では
自己志向的完璧主義と呼ばれます
②は人の評価を恐れるタイプで「失敗したら
どうしよう」「嫌われたらどうしよう」とか
「みんなが自分に完璧を求めてる」と感じる
タイプです
例えばミスが怖いとか人の目が気になるとか
自分に自信持てないという状態で特に不安や
ストレスやうつ状態と強く関係してます
35年間で「更に頑張らなきゃ」と思う若者は
少しずつ増えてました
つまり現代の大学生ほど自分に厳しい基準を
課しやすくなってるのです
研究はGDPが関係してる事が分かました
GDPは国内総生産の事で国全体でどれ位金を
生み出してるかを示す物で簡単に言うと国の
経済力を表す指標です
研究で将来の経済に不安がある国程「もっと
頑張らないと残れない」といった感情が強く
なってました
つまり将来のチャンスが少ないと感じ若者は
自分を追い込み易くなるのです
更に大問題がありそれは他人の評価を恐れる
完璧主義で近年急激に増えてます
そして昔より失敗が怖いとか間違えたくない
人から悪く見られたくないと思う若者が増え
昔なら「失敗した次頑張ろう」で終わる事が
今は「自分はダメ人間だ」と感じ心の内側に
縮こまってしまうのです
研究では所得格差との関連も見つかり格差が
大きい社会は良い大学に入る事や良い会社に
入り高収入を得る事が重要に感じます
すると若者は一度失敗したら人生終了すると
思ってしまうのです
この研究で直接調べてないがSNSは成功者や
美しい人や勉強ができる人や金持ちばかりが
目に入り易くなる為「自分はまだ足りない」
と感るのです
でもこの研究では経済が悪いから完璧主義に
なる」と証明した訳でなく関係がありそうだ
という結果なのです
更に調査対象はアメリカとカナダとイギリス
ここの大学生だけなので世界中の若者全員に
当てはまるとは限りません