「転職先の組み立て機械」
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24歳の時に既に倒産した赤井電機が従業員の
募集をしてたので試しに入社してみた
(*´-∀-)フフフッ
すると仕事は倒産後の残務処理で赤井電機製
英語教材システムが関東県内の各学校にあり
そこに車で行き保証期間内の点検修理をする
仕事だった
たまにこの仕事が無い時は赤井電機の工場に
出勤し赤井電機製の整水器組み立てや修理の
仕事をする
でも組み立てする時に使う機械は全て社員が
金属板を削り1から作った自家製で市販品は
一切使ってなかった
しかも駆動方式が空気圧縮コンプレッサーで
これで送られてくる圧縮空気をオンオフさせ
機械を動かす方式だがこれが毎回圧縮の力が
一定でなく可動範囲が毎回変わるし停止する
位置もばらばらで凄く扱い難い機械だった
なので俺は上司に駆動方式を電気モーターに
して欲しいと頼んだが当時金属板を動かせる
小さくて強力なモーターなんて無く必然的に
金属板を動かせる力がある物は空気圧縮機の
一択しか無いと言われる
機械の大きさは縦横高さ全部30㎝未満の物で
この大きさに収められる馬力があって小型の
小さなモーターはこの頃市販されてなかった
∑(゚д゚)ガーン
可動部分の金属板は1つ1㎏位あり結構重くて
市販品の非力なモーターじゃびくともしない
(´・д・`)ショボーン
こんな機械だから数時間毎に機械が停止する
位置を調整しないとならずこれならわざわざ
機械で組み立てるよりも手で組み立てた方が
早い気がしてくる
最初何でこんな扱い難い物を採用したのかが
不思議だったが数ヶ月過ぎた頃になりやっと
理由が解ってきた
その理由は上司が板金加工が好きで鉄を削る
作業が楽しいらしく趣味の延長で機械を作り
それを幹部に見せたら喜ばれた事が嬉しくて
この方法を採用したらしかった
俺はこの事を聞いて呆れたが上司にこれでは
効率悪くて仕事にならないと言えず仕方なく
この機械を使いちまちま製造する事にする
倒産後優秀な人はすぐに他社に転職したけど
転職できず残務処理時にまだいる人はやはり
そう言う事なのだとよく解った
でも金属加工の技術はとても良く0.1㎜単位で
きっちり寸法を合わせ表面もつるつるに削り
見事な仕上がりになってた事は確かだった
これ程の技術があるなら板金加工業に転職し
働いた方が安定するんじゃないかと感じたが
現在の板金加工は3Dプリンター方式で人間の
職人技はもうなくて良く板金過去業に転職し
働いてたら今頃無職になってたかもしれない
ヽ(д`ヽ≡アタフタ≡ノ´д)ノ