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営業トレーナー&アンガーマネジメントコンサルタント
Office M & Rの坂山一哉です。
チャンス!
とても大事なこと!
でも逃すと次の機会はいつ?
次のような事例がありました。
私のメンバーが担当していた施設。
ある薬をなかなか採用してくれませんでした。
訪問に訪問を重ねても、医師は首を縦に降ってくれません。
当然私も同行し、お願いに行くも今は必要ないと!
この一点張りでした。
採用にならない理由は、
・薬が多すぎる
・一つ採用したら何か別の薬をカットしなければいけない
・他社も同じような薬の採用をお願いしており一社に決められない
・現状で十分である
これらが理由です。
しかしメンバーも私も絶対に採用させていところでした。
ある時、うちの会社が講演会を実施したのですが、その医師が参加してくれていたのです。
お、今日はお願いできるチャンスがあるかも!
講演会も終わり、情報交換会の場でその先生と私とメンバーの3人で話をしていた時、先生がこう言ったのです。
「やっぱりうちもそろそろ考えないといけないのかな〜」って。
その言葉を残して、他の医師たちと話を始めました。
私はその言葉を聞き、「今チャンスやん!」ってメンバーに告げたのです!
がしかし・・・・
このメンバーはここで医師に何も言わないのです。
私が何で言わないの?
今がチャンスやろ!と言ったのですが、でもメンバーは今はまだ早い!
今度の訪問時にと言うのです。
内心今言わないで何時言うの?って思いましたが、彼は全くその素振りを見せない。
そのうち情報交換会もお開きとなり、その医師は帰って行かれました
なぜ今行かなかったのか?と再度聞きましたが、
彼は「週明けに参加のお礼も兼ねて訪問しますから」と言うのです。
よっぽど自信があったのでしょうか。
そして週明けの訪問日!
私は別の用事があり、メンバーとは一緒に行けなかったのですが、彼には吉報を待っていると伝えました。
しかし夕方になっても連絡がありません。
時間はどんどん過ぎていきます。
痺れを切らし、連絡してみると・・・・
「他社品の採用を決めたそうです!」って小さな声で言われました。
理由は?って聞くと
「他社も攻勢をかけており、決めかねていたがあの時に他の医師に聞いたら、その医師は他社のを使っていた。せっかくだけど、君は何も言わなかったし!」って言われたそうです。
ええええ〜〜〜〜
だからあの時に〜〜〜〜
後日すぐに同行しましたが、時すでに遅し!
採用には至りませんでした。
あの時に・・・
って後悔してももう遅いです。
ではメンバーを差し置いて、私がお願いするか?
それでは彼のためにはならないのです。
やはり担当者自らが行動しないと!
この時のチャンス!
本当に一瞬のことでした。
逃した魚は大きい!
彼は実感したと思います。
ただ凄かったのは、それでも訪問を続けに続けて
その後一年ほどかかりましたが、採用させたことです。
もしかするとこれもチャンスなのかもしれません。
大きなチャンス
小さなチャンス
チャンスは平等にあると思います。
ただしこれを逃さずに掴んでいくかが大事なんですよね。
チャンスの掴み方ってあるんですけどね!