こんにちは、二次創作メンタルアドバイザーのほうりです。よろしくお願いいたします。
今回は「たくさんのイイネよりも一人の批判に心をやられる理由と対処法について」というテーマについてお話しします。
きっかけはSNSの解禁から
なぜこのテーマにしようと思ったかというと、SNSで久しぶりに自分の推しカプを検索したことがきっかけでした。
というのも、私の推しジャンルが数年ぶりに映画化されたのがきっかけで、しばらくSNSから距離を置いていたのですが、「今の私ならSNSとうまく付き合えるかも」と思い、検索してみたのです。
すると、推しカプで検索しても逆カプ垢や呟きが新たにわんさか出てくる出てくる(おそらく今のXの仕様)😅
ただ、これについては以前からフォロワーさんのつぶやき等で知っていたので、「やっぱりそうなるよね」と冷静に受け止められました。
以前の私なら「なんで推しカプで検索してるのに逆カプが出てくるんだ!」とイライラしていたのですが、映画化により推しカプ好きが増える一方、逆カプも増えることは理解していたため、淡々とミュート作業を進められたのです。
逆カプとの数の差と、受け止め方
スタエフやnoteでも何度か話していますが、私の推しカプと逆カプの数は10倍以上の差があります。
『原作の描写としても逆カプで解釈されるのが主流なのは仕方がないよね』と、最近は自然と受け止められるようになってきました。
ところが今回、【たくさんのイイネよりも一人の批判に心をやられる理由と対処法について】というテーマに至ったのは、その後に見たあるアカウントの発言がきっかけでした。
強烈な批判との遭遇
そのアカウントでは、映画化の影響で増えた私の推しカプ・逆カプの両方を「クソバカカップリング」と罵倒し、「公式無視でキャラ考察するな」と強い言葉で非難していました。
推しカプ人口は片手で数えられるほど少なく、活動者もほとんどいません。
ましてや推しカプで検索しても逆カプの方が出てくるほど、推しカプ界隈の人たちはは慎ましやかに活動しているんです。
にも関わらず、正直、引用する勇気も気力もないくらいに、鋭い言葉のオンパレードで罵倒されたことに強いショックを受けました。
此処から先は完全に自分の責任なのですが、怖いもの見たさの好奇心からそのアカウントを見に行くと、その人の苦手なカプに対する罵詈雑言が山のように並んでおり、嵐のような発言の数々に心がざわつき、『こりゃもう無理だわ』となり、即ミュートして、記憶から消すように務めました。
その感覚は、まるで通りすがりに見知らぬ人に突然殴られたような衝撃でした。
ネガティビティバイアスの正体
私は普段、毎朝「今日どんな気分で過ごしたいか」をイメージして瞑想したり、日々の出来事を3行で記録したり、自分が感じたことをテキストに書き留めてセルフトークを拾い上げるなど、メンタルを整える習慣を続けています。
それでも今回、たまたま見かけた、たった一人の知らない人のつぶやきに大きなダメージを受けました。
例えるなら、10日かけて積み重ねた10点のポイントが、一瞬でマイナス5億ポイントになったような感覚です。
調べてみると、これは「ネガティビティバイアス」と呼ばれる人間の脳の仕組みです。
人は危険を察知して生き延びてきたため、ポジティブなことよりもネガティブなことに3〜5倍強く反応するのです。
なので、今まで積み上げてきたメンタル整えポイントが一瞬のうちに叩き壊されたと感じて凹んでしまうのは、私のメンタルが弱いわけでも情けないわけでもなく、人類全員そういうふうになって当然だという事です。
批判から心を守る方法
ではどうすれば、なんの前触れもなく訪れる通り魔的な批判やネガティブな言葉から身を守れるのか。
一つは、自分に言い聞かせること。
「大丈夫、大丈夫だから」と自分に優しく声をかけ、感じた気持ちに寄り添います。
❤️🩹「いきなり殴られたようで怖かったよね」
❤️🩹「嫌だったよね」
❤️🩹「それでもミュートして自分を守れたのは偉かったよ」
等、こうして自分の行動を否定せず受け止めます。
これは「セルフコンパッション」と呼ばれる方法で、ショックを受けたときにぜひ試してほしいのです。
誰だっていきなり殴られたり刺されたりしたら、パニックになるし混乱もします。
そこを即座になかったことにしようとしたり、冷静になろうとして本来抱いた自分の気持ちを抑えつけても、それはいずれトラウマという形になり暴走してしまいます。
なのでまずは、身体に負った患部を手当するように、自分の心を治療することを優先してあげてください。
味方の声を思い出す
また、補足としては気分を切り替えるためには、過去ジャンルでもらった褒め言葉や嬉しかった感想を思い出すのも効果的です。
二次創作でそうした経験がない場合でも、日常生活で頑張ったことや達成感を得た出来事を思い返すだけで効果があります。
それはもうなんでも構いません。
💡キチンと朝、起きられた
💡トイレに行って顔を洗えた
💡身だしなみを整えて、朝食を食べられた
↑こんな些細なことでも、脳は達成感や充足感を得ることができますので、批判的な意見で味わわされた-5億ポイントの損失は、自分が自分の味方になって積極的に埋めて行きましょう!!
まとめ
というわけでまとめです。
✅️人間は、たくさんのイイネよりも一人の批判にやられやすい
✅️それは、ネガティビティバイアスという人間の生存本能の一つによるもの
✅️↑により、人はネガティブな事象を受け取りやすく出来ている
✅️もしも心無い批判に見舞われたときは、、、
①自分の心のケアを最優先
②味方の声を思い出す(自分で自分を鼓舞するのも可)
批判を見たとき、「この人も大変なんだな」と思える余裕は、いきなり殴られた直後には持てません。
まずは相手の気持ちを察するより、自分の心の傷を癒すことが大事です。
たとえ10人が褒めてくれても、1人の暴言で心が折れそうになるのは、人間の脳の性質です。
だからこそ、「怖かったね」「嫌だったね」と自分を慰め、ネガティブな情報に引き寄せられやすいという事実を知っておくことが、心を守る第一歩になるのです。
この記事を読んでくれたあなたも、ネガティブだったり攻撃的な意見を目にした際は無理に打ち消したりしようとせず、まずは自分の心に負った傷をケアすることを優先してくださいね。
そうすることで、中長期的な目で見て健やかな二次創作活動に繋がっていきますよ!!
それでも、、、
😣あの時言われたあの人の言葉が忘れたいのに忘れられない
😣いくら自分の心を満たしても、たった一人の心無い批判にいつも心を抉られる
そんな風に一人で抱え込むことに限界を感じているあなたは、以下のサービスのご利用を検討してみて下さい。
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今日の話は以上です。既読したらスキを押すシステムになってますので、よろしくお願いします。
ではまた!