【バランス理論】人は自分と似た人を好きになる
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学び
類は友を呼ぶ、
と言ったりしますが、
やはり似たもの同士というのは
意気投合しやすく、
関係性も良好になりやすい傾向にあります。。。
特に自分が好きなものを
相手も同じように好きであったり
自分が嫌っているものを
相手も嫌っていたりすると、
親近感が湧いてきますよね?
社会心理学の中で
『バランス理論』
と呼ばれているものがあります。。
バランス理論とは
私とあなたともう1つ(1人)との
関係性の中で起こることなのですが
例えばあなたがお酒を好きだとします。
しかし私はお酒を好きではないとします。
すると私はあなたに対して
あなたは私に対して
好意を抱きにくいということなんですね。
逆に
例えば、
Aさんのことを私が嫌っているとします。。
あなたもAさんのことを嫌っているとしたら、
私はあなたのことを
好きになるかもしれないし、
仲間意識が芽生えるかもしれません。。。
繰り返しになりますが、
私が好きなものを相手も好きであったり
私が嫌いなものを相手も嫌いであるといった時
僕たちの距離感はぐっと縮まりやすく、
いい関係を築いていきやすいということなのです。。。
だから、
「この人と親しくなりたい」
と思った時、
まず相手の人が好きなことや
興味のあることを知るということが
大切です。。。
そして、
仮に相手の好きなものを
自分は好きではなかったとしても、
それに対して興味を持ったり
関心を向けたりしながら、
「話を聴く」
ということをすると、
相手からすれば、
自分の好きなことに興味を持ってくれた
あなたに好意を抱きやすい
ということになります。。。
コミュニケーションをとる上で、
聴き役に回れるのがベストではあるのですが、
自分が話し手になった時もこの考えは
非常に大切です。。。
自分がいくら好きなことであっても
興味のあることであっても、
相手は全くそのことを
好きではなかったり
興味を持っていないのだとしたら、
その話題で永遠に話すのは
禁物です。。。
シンプルに嫌われて終わってしまいます。。。
だから、自分が話し手の時にも
相手が聞きたいであろう話を
推測しながら話していくというのが
鉄則です。。
よく服の販売員さんも、
「そのアイテムは入荷してきたばかりで~」
とか
「特殊な製法で作られてまして~」
みたいな、
こっちが聞いてもいないことを、
ひたすら説明してくる人がいるじゃないですか?
「僕は自分に似合う服をただ見に来ただけなんですけど・・・」
って思ったりしますよね?
つまり人は、
自分自身に関することに一番興味があるんだ
ということなのです。。。
だから、
それはいつも
相手も同じであるということです。。。
なので、
相手の人が興味関心を持っていることを
テーマにして
会話を進めていけるということが、
相手に好意を抱いてもらい、
いい関係性を築いていくことに
つながっていくのです。。。