Vo.5|俺流、リーダー論

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ビジネス・マーケティング
本日は、リーダーに必要なことは何なのか?

ビジネス本でも良くあるテーマを自分なりに経験をベースに書き綴っていきます。

リーダーって一言で言うとどういう役割の人?と聞かれたら、
「自分が指示した決断と部下が自ら下した決断で何か問題が発生したら、全責任を取る人」のことだと思っております。

前者は言うまでもなく当たり前ですが、後者が重要だと経験の中で感じております。

部下は、指示通り全うに動くメンバーもいれば、指示に対して自分の色を付け加えて動くメンバーもいます。

リーダーとしては、指示通り動いてほしい気持ちもありながら、指示待ち人間になって欲しくない気持ちもどこかであります。

そのため、自分の色を付け加えることは悪いことではなく、自走するためには寧ろ、必要です。

しかしながら、自分の色を付け加えても良い「経験値(場数)」と「スキル」が追いついていないのに、自分色を出したがるメンバーは心を鬼にして注意をしないといけないです。

でも、ここでポイントになるのが、このリーダーは他人(部下)のミスで尻拭いしたくないんだ!と思われないようにすることです。

もし部下がそのように捉えてしまうと物凄く厄介になります。
なので、伝え方のスキルは当然、リーダーには求められます。

まずは日頃からコミュニケーションを取ることを大前提に、信頼関係構築も必要です。少しオーバー気味に、経験値が浅いメンバーには声をかけ、自己開示をしながら、心の距離を縮める努力をするべきです。

個人的に、部下の信頼が貯まったなと感じる瞬間は、頼ってくる時間が圧倒的に増えた時です。

基本的に部下は(全員が全員そうではないですが、)リーダーに良く見られたい=ミスは極力隠したいという心理が働きます。
至って当たり前のことですよね。
だって、誰しも評価されたいという気持ちが働くので。

でも、本当に部下が評価を受けないといけない対象は、リーダーでしょうか。僕はそうではないと思います。

サービス業であれば、対お客様の評価が、会社(リーダー)からの評価とイコールになります。少なくとも、僕はそのように解釈するように部下には言い続けております。

そこを理解すると、良い報告も悪い報告もきちっとリーダーにしてくるようになります。

だから、頼ってくる(ホウレンソウ)時間が増えると信頼が貯まったな、本質的な理解をしてくれているなと僕は解釈します。
そこにたどり着くまでに、1回で理解できるメンバーもいますが、大抵のメンバーがかなりの時間を費やします。

成長までの先行投資(時間)だと思って、根気強く、リーダーは向き合い続け、言い続けてあげることが必要です。

つまり、良い報告も悪い報告もきちっとリーダーにできる環境を整えるのもリーダーの一つの役割ということです。

話を戻しますが、自分の色を付け加えて動く許可を承諾するタイミングの目安は、ミスをしても何とか自分で立ち直ること(解決・修正)ができるレベルまでに成長していれば、過保護を卒業するタイミングだと捉えております。

ただ、経験値が少ない、浅いメンバーは、ミスをすることで自分で立ち直ること(解決・修正)ができないだけではなく、メンタルも落ちてしまいます。

メンタルが落ちれば、本来出せる力の何倍もパフォーマンスが下がりますし、仕事が楽しくないに繋がります。(仕事は楽しいって思ってほしいので。)

経験値が浅いメンバーでも、立ち直ることができるレベルのことであれば、父親的な視点でチャレンジさせますが、これを放置すると大怪我をすると判断すれば、即座になぜ自分の色を付け加えることがなぜいけないのか、未来の結果を予測して逆算して、丁寧に話し込んで理解させるようにしています。

例えるなら、父親目線で、子供に自転車を教える時に、公園であれば、自由に走らせてあげてもいいが、公道に出て自由に走らせるのはまだ早い。補助輪があれば、公道も走らせてあげられるけど、公道で補助輪無しは危険。このような感覚です。

なので、リーダーはそのあたりの見極めも、日々部下の特徴・性格を見て、判断するべきです。

詰まるところ、常日頃から部下を見てあげる(監視ではなく、成長を見守る父親のように)ことが大切で、部下もこのリーダーだったら全てを打ち明けることができると思ってもらうことが必要です。

その上で、自分が指示した決断と部下が自ら下した決断で何か問題が発生したら、全責任を取る覚悟を持つ。

これがリーダーと言えるのではないでしょうか。
超個人的なリーダー論、失礼いたしました。
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