こんにちは!SimpleRichLifeです。
SimpleRichLifeの週一投資ブログでは、FXや株価指数の最新の値動きを、テクニカル指標分析をもとに分かりやすく解説しています。
当チャンネルにて運用しているトレード手法「RCIトレード」は、チャート分析のテクニカルインジケータの一つであるRCIの値によって取引の判断をする、簡単で再現性の高い手法です。リンクにてご紹介しておりますので、ご興味のある方は、ぜひご覧ください。
2025年6月第2週の豪ドル/ニュージーランドドル(AUD/NZD)は、週初に1.076付近でスタートし、週央にかけて一時1.080まで上昇しました。その後は調整局面に入り、週末には1.078台で取引を終えました。背景には、豪州とニュージーランドの経済指標がそれぞれに強弱入り混じる内容だったことがあり、市場は方向感を探る展開となりました。ニュージーランドのインフレ関連指標がやや弱含みとなった一方、豪州では鉱業関連の指標が底堅く推移し、豪ドルがやや優位に立つ形となっています。来週はオセアニア圏の中央銀行関係者の発言や、中国の経済指標が両通貨に影響を与える可能性があり、1.072~1.080のレンジ内でもう一段階のブレイクを試す動きが出るか注目です。
ユーロ/英ポンド(EUR/GBP)は、週を通して0.842〜0.845のレンジで推移し、方向感に乏しい展開となりました。特に6日、欧州中央銀行が政策金利を0.25%引き下げたことが大きな材料となり、一時的にユーロ売りが強まりましたが、英ポンドも建設業PMIなどの経済指標が弱く、ユーロは再び買い戻される形となりました。結果としては、ユーロとポンドの相対的な弱さが拮抗し、明確なトレンドは発生しませんでした。来週はユーロ圏のインフレ見通しやイギリスのGDP速報値の発表が予定されており、これらが材料となってレンジの上限突破や下限割れを狙う動きが強まる可能性があります。
米国株は好調な雇用統計を受けて上昇が続きました。S&P500は6,000ポイントを明確に突破し、週末にかけて史上最高値圏での推移となりました。労働市場の強さが米経済の底堅さを印象づけた一方、インフレ圧力が落ち着きつつあるとの見方も広がり、リスク選好の流れが強まりました。NYダウも42,700ドル台まで上昇し、ディフェンシブ銘柄と金融セクターを中心に堅調な動きを見せました。ナスダック100はAI関連銘柄の急伸を受けて大きく上昇し、21,700ポイント台で週を終えています。来週はアメリカの消費者物価指数(CPI)が最大の注目材料で、インフレが予想通り鈍化していれば、さらなる株高が見込まれますが、サプライズの強い内容となった場合には一時的な調整も想定されます。
日経平均株価は、週前半に一時37,500円台まで下落する場面があったものの、その後円安の進行と米株高を受けて反発し、週末には38,100円台を回復しました。国内では日銀による国債買入減額の発表が一部市場に動揺を与えましたが、為替市場で円安が進んだことが輸出関連株を支え、最終的には買い優勢の展開となりました。来週は日銀の金融政策に関する追加発言や、米国のCPI結果を受けた円相場の動向が、日経平均に大きな影響を与える可能性があります。38,500円を上抜けることができるかが短期的な焦点となりそうです。
金(ゴールド)は、安全資産としての需要が継続し、週を通じて堅調に推移しました。米中関係や中東地域の地政学リスクが再燃する場面もあり、リスク回避の資金が金に流れやすい地合いが続いています。また、米ドルがやや軟調に推移したことで金価格には支援材料となり、1オンスあたり3,320ドル台で週末を迎えました。来週は米国のCPIや小売売上高の発表が控えており、インフレ懸念の再燃が金価格をさらに押し上げる可能性があります。反対にインフレ鈍化が明確となれば、短期的な調整局面に入ることも考えられますが、長期的には底堅い推移が見込まれるでしょう。
来週は、米国の経済指標が市場全体のムードを左右する鍵を握っています。インフレ指標次第で株価は新たな高値を試す可能性もある一方で、やや強めの結果が出た場合は利下げ観測の後退から調整の動きが出るリスクも残されています。為替市場においては、オセアニア通貨や欧州通貨の中央銀行政策に関する発言や経済指標が主導し、ボラティリティの高まりが予想されます。いずれにしても、主要な経済イベントが集中する一週間となるため、市場の変化に敏感に反応する姿勢が求められるでしょう。