「仮放免者」の身元保証人って何の意味があるんだろう
日本維新の会は、同党所属の梅村みずほ参院議員が入管施設で死亡したスリランカ人女性ウィシュマ・サンダマリさんの支援者についての国会質疑での発言に対して、党員資格6か月停止との処分を発表しました。維新は馬鹿だなあ。肝心のところを議論しないで、軽はずみに処分を下してどうする。党の人気が落ちるとでも思ったのでしょうか。確かに梅村さんは表現が不器用だったり、発言中に泣きだしたりとあまり褒められないところもありますが、私は彼女の主張は支持しています。たとえば、これもすでに問題になっていますが、立憲民主党の石川大我参院議員が支援し、東京出入国在留管理局から仮放免を許可された40代のスリランカ人男性は、過去に「強制わいせつ致傷罪」と「強姦致傷罪」で2度、有罪判決を受けています。この男性は2度の服役後、東京入管に収容されたものの、体調不良を訴え続け、2022年4月に仮放免されてからは関東地方で暮らしているとのことです。そして、3度、難民認定申請をして強制送還を免れてきました。石川氏はこの男性のおぞましい「過去」を知った上で支援してきたのでしょうか。彼もかなりやましいところがあるようで、国会中継のビデオを見ると、梅村さんの発言中もしばしばヤジを飛ばして妨害しています。ところで、現在の入管システムにはおかしなところが多すぎます。たとえば、出入国在留管理庁によれば、不法滞在などで入管施設に収容された後、一時的に釈放されている「仮放免者」の令和3年末時点で5910人と、感染拡大前の元年末と比べて約8割増えています。そして、その中で逮捕された者は3年には337人、4年は361人(0.061%)になっている
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