シラーの「歓喜の歌」⑩第八節~男子たるもの~
Festen Mut in schwerem Leiden,
受難の時でも気を強く、
Hülfe, wo die Unschuld weint,
無実の者が泣いているなら助けると、
Ewigkeit geschwornen Eiden,
誓った言葉は絶対(守れ)
Wahrheit gegen Freund und Feind,
味方と敵に対して誠意(をもて)
Männerstolz vor Königsthronen –
王座の前で男のプライド(をもて)
Brüder, gält es Gut und Blut,
兄弟たちよ、良きもの、そして血が大事なのだ。
Dem Verdienste seine Kronen,
彼の王冠がその報酬だ。
Kronen、王冠、王位、栄冠などなどの意味がある。頂点、最高のもの、という意味にもなるが、ここでは複数形。兄弟たち、星々がそれぞれ報酬としてもらうもの。
Seine「彼の」、王冠(複数)、「複数の王冠・・・彼の王冠、「彼」って誰のかって考えると、「未知なる者」・・・キリスト教的神じゃない・・・「星のテントの向こう、その上」にいる喜び循環システムの神、のことじゃないですかね。
その神から、王冠をもらえ。
目の前に玉座に座った王がいても、ひるむな。
お前だって「喜び」の良きもの、喜びのブドウの黄金の血を受けたじゃないか。何をへりくだる必要がある?お前だって、この世の王じゃないか。堂々としていればいい。
男子たるもの、かくあるべし。
そういう立派な男子は、一つの星を治めるにふさわしい。兄弟たちよ、一つの星の頂点に立て!
一つの星、つまり、「お前
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