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面接の椅子の位置を変えてみたら、候補者の話す量が変わった話

年間200〜300件の応募対応をしてきた中で、ある時期からずっと気になっていたことがありました。面接で候補者にたくさん話してほしいのに、いつも一言二言で終わってしまう。「緊張しているのかな」くらいにしか思っていなかったんです。机を挟んで向き合う面接の落とし穴ある日、面接室の配置を見直す機会がありました。私たちは机を挟んで真正面に候補者と向き合っていたんです。当たり前の配置だと思っていましたが、実はこれ、心理的にはかなり「対峙」の構図になります。尋問みたいな空気になってしまっていたのかもしれません。試しに、机の角を挟んで少し斜めに座る配置に変えてみました。真正面ではなく、ななめ45度くらいの位置関係です。これだけで、候補者の表情がふっと緩むのがわかりました。変えたのは椅子の位置だけ質問の内容も、聞き方も、こちらの態度も特に変えていません。変えたのは物理的な距離感と角度だけです。それだけなのに、候補者が話す量が明らかに増えました。相槌の相手として見てもらえるようになった感覚がありました。面接後のアンケートでも「話しやすかった」というコメントが増えて、こちらとしても候補者の本音や人柄が見えやすくなり、判断材料が増えたのは大きな収穫でした。選考の精度そのものが上がった実感があります。面接って、質問内容や進め方に意識が向きがちですが、実は「場の空気」を作る小さな工夫のほうが効果が大きいこともあるんだなと、この経験から学びました。もし今の面接で「候補者があまり話してくれない」「本音が見えにくい」と感じているなら、質問を増やす前に、まず座る位置や部屋の雰囲気から見直してみるのもおすすめです。
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面接の最初の3分を雑談にしてみたら、志望動機の中身が変わった話

年間200〜300件の応募対応をしてきた中で、ずっと不思議に思っていたことがあります。同じ質問をしているのに、候補者によって答えの深さがまったく違う。緊張してうまく話せない人もいれば、すらすら話せる人もいる。これって地頭や経験の差なんだろうか、とずっと思っていました。「では早速、志望動機からお願いします」をやめてみたある時、面接の冒頭を変えてみました。「では早速…」ではなく、「今日はここまで来るの、迷いませんでしたか?」「オンラインですけど、緊張されてます?」というような、選考に関係ない雑談を3分だけ挟んでみたんです。正直、時間の無駄になるかもと思っていました。でも結果は逆でした。緊張がほどけた分だけ、言葉が具体的になる雑談を挟んだ後の志望動機は、明らかに中身が違いました。「御社の理念に共感して」といった型どおりの言葉ではなく、「前職でこういう場面があって、それで御社の〇〇という取り組みが気になった」という、その人自身の経験に紐づいた話が出てくるようになったんです。考えてみれば当然で、人は緊張していると「正解」を探して話します。でも少し緊張がほどけると、「自分の言葉」で話せるようになる。面接官が聞きたいのは、まさにその「自分の言葉」の部分だったりします。たった3分の雑談。でもそれによって、その後30分の質の濃さがまったく変わりました。逆質問の時間にも、より率直な質問が出るようになったのも印象的でした。「聞き方」は求人票と同じくらい大事求人票の文言を整えることに時間をかける採用担当者は多いですが、面接の「入り方」まで設計している方は意外と少ない印象です。でも候補者が本音を話せるか
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面接の最後に「何か質問はありますか?」から「今日、話しづらかったことはありますか?」に変えてみた話

年間200〜300件の応募対応をしてきた中で、ずっと気になっていたことがあります。面接の最後、逆質問の時間になると、候補者の表情がふっと硬くなる瞬間です。「特にありません」の裏側逆質問で「特にありません」と言われるたびに、私はそれを額面通り受け取っていました。でも本当は、聞きたいことがあっても聞けなかっただけかもしれない。給与のこと、残業のこと、人間関係のこと。面接という緊張状態の中で、率直に聞くのはハードルが高いんです。ある時、試しに聞き方を変えてみました。「今日の面接で、話しづらかったことはありますか?」と。質問を変えただけで、本音が出てきた最初は戸惑う候補者もいましたが、少しずつ「実は残業のことが気になっていて」「評価制度についてもう少し詳しく知りたいです」と、具体的な言葉が出てくるようになりました。面白いのは、この質問をした後の内定承諾率が明らかに上がったことです。候補者が「聞きにくいことも聞ける会社なんだ」と感じてくれたのかもしれません。逆質問の時間って、実は会社側の姿勢を見られている時間でもあるんですよね。聞き方ひとつで、候補者が本音を出せるかどうかが変わる。これは面接官のスキルというより、「聞く姿勢」の問題なんだと気づきました。小さな一言が、選考の空気を変える求人票も面接も、大きく変えなくていいんです。むしろ小さな一言、ちょっとした聞き方の工夫が、候補者との距離をぐっと縮めてくれることがあります。「うちの面接、なんだか候補者が本音を話してくれない気がする」と感じている方がいたら、一度その最後の質問だけ見直してみてください。もし選考プロセス全体を一緒に見直したい、と
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「歓迎します」を「〇〇な人を歓迎します」に変えたら、面接での自己PRの質が上がった話

年間200〜300件の応募対応をしてきた中で、求人票の「歓迎スキル」の書き方一つで、面接の中身がまるで違ってくることに気づいた時期がありました。「未経験歓迎」だけで終わっていた頃以前は「未経験歓迎」「ブランクOK」といった、間口を広げるための一言だけを載せているケースが多くありました。もちろん応募のハードルは下がります。でも面接に来てもらうと、候補者自身が「自分の何をアピールすればいいのか分からない」まま座っている、ということがよくあったんです。結果、こちらから質問攻めにする形になり、候補者の本来の魅力を引き出せないまま終わってしまうこともありました。具体的な人物像を書いたら、面接が変わったそこで「未経験歓迎」の後ろに、「人と話すことが好きな方」「コツコツ作業を続けるのが得意な方」など、求める人物像を具体的に添えてみることにしました。すると面接で驚くほど変化があったんです。候補者が自分から「自分はこういうところが向いていると思います」と話し始めてくれるようになりました。こちらが引き出すのではなく、候補者自身が「自分と会社の接点」を先に考えてきてくれる。これは本当に大きな違いでした。面接の時間の使い方も、評価のための質問により多く割けるようになり、双方にとって有意義な時間になったと感じています。求人票は「誰でもいい」ではなく「こんな人に来てほしい」を伝える場所なんだと、あらためて実感した出来事でした。もし「歓迎条件、なんとなく書いてしまっている気がする」と感じたら、一度その言葉を具体的な人物像に変えてみるだけでも、応募者との相性が見えやすくなるはずです。求人票の言葉選びに迷ったと
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