絞り込み条件を変更する
検索条件を絞り込む

すべてのカテゴリ

8 件中 1 - 8 件表示
カバー画像

読み切り短編小説「未来予想図Ⅲ」

※この作品は「夢の扉」をリメークした内容となっております。初めて読まれる方は「あー夏休み」と「もうひとつの片想い」を先に読まれた方がほんの少しだけ面白くなります。「しっかり掴まってろよ!」 ボクがそう言うとバイクの後部座席からボクの背中をヘルメットで2回頭突きしてきた。 1983年5月 北海道  たった今コンサートを見終えたボクたちは彼女の家路に向かうところだった。 彼女を家に送り届けると、彼女はボクにヘルメットを返しながら少し寂しそうに言った。 「先生、短い間だったけどありがとう!…」  2週間前ボクは帯広の自分の母校である高校に教育実習にやって来た。 普段は横浜の大学に通っているが、近くに教育実習を受け入れてくれる学校がなく、なんとか母校の恩師に頼み込んで受け入れてもらった。 帯広の実家から学校までは2歳年上のアニキに借りたバイクで通学した。 この場合通勤したというべきかと迷ったが、そんなことはどうでもよかった。   担当したクラスに不登校の生徒がいると聞いて家庭訪問をした。 最初は拒絶されたが学校帰りに毎日彼女の家に通っているうちに、少しずつ話をしてくれるようになった。 週末は二人で動物園に行った。彼女はアメリカバイソンがお気に入りのようだった。   彼女がボクと一緒にコンサートに行きたいと言ったのは教育実習が残り3日になったとき、コンサートは教育実習の最終日の夜だった。 コンサートは昔からあまりいい思い出がなく気が進まなかったが、彼女の熱意に負けて一緒に行くことにした。   教育実習の最終日、ボクたちは30分前にコンサート会場に着いた。やはり嫌な予感が当たってしまった。
0
カバー画像

仲間との豊かな関わり合いがもたらす体育授業

はじめに 現行学習指導要領小学校体育科の学年目標を見てみると,他の教科には見られない「態度」に関する表現がある。「仲よく(低)」, 「協力・公正(中・高)」である。さらに高学年においては各領域の「態度」の指導において「助け合って」という具体的な内容が明記されている。つまり体育は教科ではあるが、道徳の「人間尊重の精神」,特別活動の「よりよい人間関係を築く」などの目標と同じように児童の内面性の充実も求められているということである。 学校体育で育成すべき能力 昨年,ある教育研究所が小5・中2・高2生の学 習に関する実態調査を行った。大都市・地方都市・郡部から抽出された各 3,000 名程度の児童生徒のデータであるため、全国的な値を示すものではないと解説にあるが,判断材料の一つとして参考になることに異論はないであろう。 「教科の好き嫌い」の項目では、「とても好き+まあ好き」の割合が体育は80%を超えており,人気教科であることが分かる。過去5回の好きな教科の調査では,体育は,小学生では全てベスト3に入っており,中学生では5回ともダントツのナンバー1を獲得している。特に中学生においては,受験科目ではない保健体育は、心も体も大いに解放させることのできる教科ということなのかもしれない。このように,子ども自身が主体的に向き合う教科であるからこそ、子どもたちに身に付けさせたい内容を十分に整理し、準備を万全に整えておけば、子どもの高い意欲との相乗効果によって、先ほどの「仲よく」「助け合って」という人間関係の形成能力を効果的かつ即効的に育むことができるのではないだろうか。 管内のある小学校の高学年で特
0
カバー画像

保育が注目された発端と変化

保育(チャイルドケア)とは何か?  保育(チャイルドケア)は、家庭の子育てを助けるためになされてきました。ここでは、「母親が育児にたずさわれない時間に、乳幼児の定期的なケアを行う」ことを指したいと思います。  保育は、実際には親によって選択されるのですが、家族が生活している社会の価値観や家族の価値観、保育の担い手である人的資源が反映されているものです。  そうした中、保育環境がどのようなものであるか、ということが重要になります。保育環境は一様に思われることもあるのですが、実に多様なものです。保育場所(家庭内や家庭外、家庭外の場合の預け先)や保育の対象となる子どもの数、子どもと保育者との割合、保育の提供の仕方、保育の質などは様々で、どれも考慮すべき要素でしょう。 また、子どもの性格や特徴も関係してきます。 なぜ保育に注目すべきか?  過去の見方と現在の見方がなぜ保育に注目すべきなのでしょうか。 科学者は過去から現在にかけて異なった見方をしてきました。 はじめは、子どもを保育者に預けて働く母親が増加したことに対する懸念から始まりました。  家庭が子育ての主な役割を担うべきだという社会通念のもと、育児を他者に委ねる家族は育児放棄しているのではないか、保育は母親が子どもの発する信号を読み取れるようになるのを阻害するのではないか、子どもが母親を信頼し安全基地として認識するのを阻害するのではないかというものでした。 現在では、保育は子どもたちの発達にとって最適な環境を提供できるものと認識され、研究されています。  科学的研究によれば、子どもの身体的、情緒的、社会的、認知的発達のためには、乳
0
カバー画像

新教材「ボールパス跳び」

1.新教材「ボールパス跳び」 平成29年告示『学習指導要領解説体育編』高学年の体つくり運動には,次のような記載がある。 ・ (略)なわとびをしながらボールを操作したりすること。 中学校担当の私からすると、この明記には驚く。こんなことが可能なのだろうか・・・でも、めちゃくちゃ面白そう・・・。 縄跳びをしながらボール操作をする動きは,今回の指導要領解説に初めて登場した新しい内容である。 長縄とボール操作の組み合わせの中で,今回取り上げたのは,「ボールパス跳び」である。 長縄跳びをしながら,縄の外にいる相手とボールをパスし合う。 ボールを投げたり受けたりする動きは簡単である。 しかし,長縄を跳びながら行うとなると,途端に難しくなる。 長縄跳びとボールを操作することの2つを同時に行わなくてはならないからである。2.授業の実際 練習をしながら,どんなコツがあるか見つけましょう」と指示し,練習を始めさせた。 練習後, 発問 . 1 どんなコツが見つかりましたか。 と拡散的な発問をした。 次の二つの意見が出された。 ・ 一定のリズムで縄を回す(跳ぶ) ・ タイミングよくボールを投げる ここで,ボールを投げるタイミングについて具体的に発問した。 発問 . 2 発問 どのタイミングでボールを投げればいいですか。 A 1・2・ハイ・♩ B 1・2・3・ハイ タイミングがうまくいかないと,ボールと縄がぶつかってしまう。 子供たちの解はAとBに分かれた。Aを選択したグループはBではうまくいかないと言い,Bを選択したグループはAではうまくいかないと主張する。 そこで,両グループの動きを注意深く観察させた
0
カバー画像

確かな技能・体力を身につける授業づくり

確かな技能・体力を身に付ける授業づくりのためには、体を思い切り動かすおもしろさや心地よさといった「運動の楽しさ」や,仲間と協力し活動する中で技能の上達や体力の向上を感じる「運動の喜び」を実感できることが大切である。魅力ある教材,追究意欲を生み出す課題や運動技能・知識習得場面の設定など,児童生徒が主体的に取り組む学習となるよう、以下二つの視点を授業づくりに取り入れたい。 1. 夢中になって運動に取り組み、技能が高まる教材化の工夫 教材づくりでは、「どんな力を育てたいのか、そのために何を教え学ばせるのか」を明確にし、学習内容に組み込む必要がある。また,児童生徒の興味関心に配慮し発達段階に応じた適切な課題設定,技能習得の達成や学習機会の平等性の保障などにより,運動への学習意欲を高めることが大切である。このような考えのもと,以下の(1,2)をベースに,児童生徒が「やってみたい」「分かりやすい」「できそう」と感じる教材・教具の工夫や開発を行う。 (1) 小中9年間の学習を見通した学習内容の設定運動技能習得には、発達段階に応じて技能を系統的に積み上げていくことが重要である。学習する単元が小中連携9年間のカリキュラムの中のどの位置にあり,何を身に付けさせるのかを明確にする。 (2)児童生徒の既習内容や技能習得の程度,単元に期待することなどを把握する。2.「分かる」「かかわる」「できる」授業づくり 児童生徒が,「分かる」「かかわる」「できる」を味わえる課題解決的な学習になるよう意識して授業づくりに取り組むことが肝要である。 (1) 学習内容を焦点化した課題の設定~「分かる」1単位時間の単元計画
0
カバー画像

まだ間に合う推薦入試シリーズ【芦屋大学】

はじめまして。 大学推薦入試専門講師RIKO SAKURAIと申します。 私は【個性や熱意、経験を活かして戦う推薦入試】×【短期間完結】に特化した推薦入試対策サービスをしております。ブログでは、推薦入試のお役立ち情報などを発信してまいります。 無料ですべての情報を公開しておりますので、 推薦入試を目指している方はもちろん、 ぼんやり推薦入試を受けたいと考えている学生様、保護者様も参考にしていただけましたら嬉しいです。さて、第2回のブログのテーマは【まだ間に合う推薦入試シリーズ【芦屋大学】】です。12月初旬に入って、推薦入試や一般入試用直前模試の結果が出始めた時期ですね。今から受験スケジュールや志望校を組みなおす人も多いのではないでしょうか。「もうどこも合格出来そうにない、、、」と思い悩む前に、誰でも推薦入試に挑戦する道があることを思い出していただけると嬉しいです。(初回ブログ【大学推薦入試対策は「都心のお金持ち」だけのもの?】も読んでみてくださいね)今回は3月1日まで推薦入試に出願できる芦屋大学の推薦入試についてみていきます。※受験料が無料になる「入学検定料無償化」のお知らせもあるので、ぜひ最後まで見てください!芦屋大学ってどんな大学?【場所・アクセス】芦屋大学は兵庫県芦屋市にキャンパスを構える男女共学の大学です。最寄り駅の阪急芦屋川駅は、神戸三宮駅から15分/大阪梅田駅から21分JR芦屋駅は、三ノ宮駅から7分/大阪駅から13分の好立地です。【学部】芦屋大学には、臨床教育学部と経営教育学部があります。(画像はHPより)特に教育学科は私立大学では数少ない、「教育学」を専門的に学ぶ
0
カバー画像

テンポのよい授業づくりの工夫

(1) 言葉を削る教師の言葉は多い。自分の授業を録音・録画して見たことがないと、そのことは自覚できない。  「言葉を10分の1に削れ」。念のため言うが「10分の1を削れ」ではない。  指示や説明の言葉をできるだけ短くするように心がける。そのためには、発問・指示を明文化し、削りに削って、そのシナリオで模擬授業をしてみる経験が必要不可欠。 説明しない方が子どもにとっては分かりやすい。  説明があればあるほど、長ければ長いほどついて来られない子が増える。  説明なしでも授業は成立可能。  特に、指示と発問だけで授業を組み立てるというわけだ。 (2) 説明しない 遅い子を待っていると、いつまで経ってもそのペースが変化しない。  教師のペースについてこさせる、つまり「待たない」からこそ、全体のスピードが早くなるだけである。  走りながら遅い子に追いつかせる感じである。 (3) 遅い子を待たない。 教師のペースについてきている子をほめることによって、全体がよい行動に導かれる。  それがリズムを生む。よい雰囲気も醸し出す。  集団全体がやる気に満ちていくのである。  このことは、テンポのよさにもつながっている。  現に、テンポのよい授業者の授業は、ほめ言葉がたくさんちりばめられている。 (4) ほめて行動をてきぱきさせる 褒める。とにかく、褒める。なぜか。答えは簡単だ。是は是、非は非、是の部分のウエイトを低くしてしまうと、先生として尊敬されない。承認はされるかもしれないが、尊敬はされないのだ。
0
カバー画像

小学校の先生を辞めて放課後児童クラブを作ってみた。

「学校の先生はブラックである」というのは本当である。だから辞めました。40才を過ぎて、家族がいるのに。そして、「放課後児童クラブ」を作りました。まだ、人数はそこそこ。でも楽しい。丸付けだ、会議だ、通知表だと、毎日時間に追われる暮らしからの脱却。このブログをご覧の方の中には、「先生を辞めたい」とお悩みの先生もいるかと思います。そんな先生のお助けになれればいいと勝手に思っています。
0
8 件中 1 - 8