絞り込み条件を変更する
検索条件を絞り込む

すべてのカテゴリ

1 件中 1 - 1 件表示
カバー画像

🌃 「なんとなく気になる一枚」から、 物語を創作するサービス /無意識の願いや感情を映す鏡/

「なんとなく気になる一枚」から、物語を創作するサービス/無意識の願いや感情を映す鏡/心に浮かんだものを、物語にします。写真でも、頭の中の情景でも。いまの迷いからでも。今日は、その一例を。ある方が、言葉にできたのは、これだけでした。なぜか頭のなかにある一枚の画像。夜の公園のベンチで、カップルが会話している。公園の向こう側には、マンションがある。このカップルの男性は、たぶん自分。この場面が、以前から気になっている。写真ではありません。頭の中に、ふと浮かぶ情景。「なぜか気になる」。その理由は、本人にも、まだ言葉になっていません。ここから、物語を創作しました。夜の公園のベンチで夜の公園のベンチは、座ると、ひんやりと冷たかった。隣には、彼女がいた。少し前から、二人でとりとめのない話をしていた。今日あった小さなこと。来週どうしようかという相談。どちらでもいいような、けれど二人でしか話せないようなこと。彼女の声は、夜の空気の中で、いつもより少しやわらかく聞こえた。何を話したか、あとで思い出そうとしても、たぶん思い出せない。そういう種類の、何でもない話だった。でも、その何でもなさが、今夜は、やけに心地よかった。公園には、ほかに誰もいなかった。街灯がひとつ、近くの木をぼんやりと照らしている。風はほとんどなくて、ときどき、どこか遠くで車の通る音がした。それ以外は、静かだった。彼女の言葉と、自分の相づちと、二人のあいだに流れる、心地のいい間。満たされている、と彼は思った。特別なことは、何もない夜だった。どこかへ出かけたわけでも、何かを祝ったわけでもない。ただ、散歩のついでに公園に寄って、なんとなくベ
0
1 件中 1 - 1