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ペットの介護―もう無理って思う日がある

このブログでは、ペットと暮らすすべての飼い主さんに向けて、こころのケアや、しっぽちゃんとの暮らしの中で抱えやすい悩みについてお話ししています。毎日の投薬、通院、夜中のお世話。愛しているからこそ、こころも体力も、少しずつ削られていく。「もう無理」と思いながら、それでも続ける。そんな日が、重なっていないでしょうか。終わりの見えないケアが続くなかで、気づかないうちに限界を迎えていることは少なくありません。「もう無理だ」と思う日があっても、翌朝にはまた、いつも通りの介護が始まってしまう。その繰り返しのなかで、心身の疲労は確実に蓄積していきます。■ 「もう無理」は、あきらめじゃない「もう無理」と思ってしまう自分を、責める必要はありません。 その言葉は、決して投げやりになったわけでも、愛情が薄れたわけでもありません。これまで限界まで頑張り、向き合ってきた事実そのものです。介護に疲れてしまうのは、それだけ真剣にその子のお世話をしてきたからに他なりません。■ 無理を続けることが「愛」じゃない限界を感じているとき、「もっと頑張らなければ」と自分を追い詰めがちです。 でも、心身をすり減らしながら無理を続けることだけが、愛情の証明にはなりません。今の状態に合わせて、やり方を見直すこともその子への大切なケアの一つです。・通院の頻度を獣医師と相談して見直す。・夜中のお世話の手順を少しだけ簡略化する。・周囲の手を借りられる部分がないか探してみる。これは介護を諦めることではなく、この先も「続けていくための形」を整えるための現実的なステップです。■ あなたが元気でいることが、この子の安心になる介護を続けるため
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ペットの看取り―正解を探してしまうとき

このブログでは、ペットと暮らすすべての飼い主さんに向けて、こころのケアや、しっぽちゃんとの暮らしの中で抱えやすい悩みについてお話ししています。最期の時間をどう過ごすか。その問いに向き合ったとき、人はどうしても「正解」を探してしまいます。治療を続けるべきか。それとも、何もしない方がいいのか。どちらを選んでも、あとから考えてしまう。「あのとき、別の選択をしていたら」と。■ 一つの考え方だけが広がっていく怖さ最近、「無理な治療はしない方がいい」という考え方を目にすることが増えています。もちろん、それ自体が間違いとは思いません。ただ、それだけが正解のように広がってしまうことに、怖さも感じています。命の終わり方は、本来もっと個別で、一つにまとめられるものではないはずだから。■ 選択の反対側に、答えを置いてしまうことがある病院で最期を迎えたあとに、「通院させなければよかったのではないか」と感じる人もいる。反対に、家で看取ったったあとに、「もっとできたことがあったのでは」と思う人もいる。人は強い後悔を感じたとき、その反対側に「本当の正解」があったように思えてしまうことがあります。でも実際は、どちらか一方が正しいと決められるものではないのです。そのときの状況の中で、その子のことを考えて選んだ時間があったはずだから。■ 「何もしない」がすべて正しいわけではない一方で、少し立ち止まって考えたいことがあります。医療的にできることがあるのに、最初から何もしないと決めてしまう選択をする考え方です。経済的な事情や考え方は人それぞれあります。だからこそ、外から簡単に否定できるものではありません。ただ、医療の
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ペットの問題行動―原因は本当にペットだけ?

このブログでは、ペットと暮らすすべての飼い主さんに向けて、こころのケアや、しっぽちゃんとの暮らしの中で抱えやすい悩みについてお話ししています。ある日突然、ににベッドで粗相をするようになった。トイレは清潔にしていたし、ごはんも変えていない。病院へ連れて行っても異常はなかった。なのに、なぜ。■ 原因がわからないまま、行動はエスカレートしばらくすると、お気に入りのクッションを散らかしまわるようにもなった。何かを訴えているのはわかるけれど、それが何なのかがわからなかった。振り返ってみると、あのとき家の空気は確かに違っていた。言葉にはしていなかったけれど、家の中に漂う緊迫感や不安。 ににはずっと、その目に見えない何かを感じ取り、体で表現していたのかもしれない。■ ペットは「家の空気」を読んでいる犬や猫は、空気が読める生き物です。飼い主の表情、声のトーン、体の緊張、呼吸のリズム。そういったものを、人間よりずっと敏感に察知しています。問題行動や原因不明の不調が続くとき、ペット自身ではなく「家の空気」に原因があることは、決して珍しくありません。■ ペットのサインは、家全体へのメッセージかも「この子がおかしい」と思ったとき、まず疑ってほしいのはペット自身の問題だけではありません。・家の中で何かが変わっていないか・誰かが無理をしていないか・言葉にされていない不安が漂っていないかペットは、そういうものを誰よりも早く、体や行動で表現します。■ 気づいてあげられることが、最初の一歩ににがベッドで粗相をしたあの夜、私はまだ、そのSOSの本質に気づいていませんでした。後に、ふたごねこのねねが体調を崩しはじめ
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