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夜のような安らぎを・・【黒】の奥に隠されていた、数十年を溶かす愛の色

こんばんは、心象画家の卯月螢です。HSPの繊細な感覚と色彩心理の知識を活用して、画家・色彩心理セラピストとして活動しています。本日から、いよいよグループ展が始まりました。展示期間はたったの一週間ですが、そのための絵の制作準備には数ヶ月もの時間を要します。「自分の伝えたいこと」のために、作家はほんの一瞬の展示に向けて、今までの人生で得た経験と知識、そしてすべての思いを集約させて作品を作り出すのです。今日はその展示作品の中から、一枚の特別な作品のお話をしようと思います。3つの色をそれぞれ表現した【薔薇】の3部作。その中の一枚である【noir(ノワール・黒)】という作品です。この作品は、パッと見は完全な黒には見えませんが、ちゃんと黒を混ぜて制作しています。実は、自然界に「完全な黒」という色が存在しないことをご存じですか?黒という色は、周りにあるすべての光や色を吸収することで、私たちの目に黒として見えている色なのです。絵画で影を描くときも、絵の具の黒をそのまま使ってしまうと、そこだけ画面から浮いてバランスが崩れてしまいます。そのため、周りの様々な色を混ぜ合わせることで、「影=黒に近い深い色」を作り出します。人間の気持ちも、これと全く等しいのではなのかと思う事があります。心の中に生まれる悲しみや悔しさ、怒りといった重たい感情は、そこに至るまでに、実は色々な感情を思い描き、あるいは吸収してきた結果として出来上がるものだからです。誰かへの愛情が、いつしか激しい激情へ、そして憎悪へと変わっていくそのプロセスの中にも、元々は「愛」や「情け」や「悲しみ」が存在しています。私自身、十数年間もの長い間
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「凍えそうな日に」赤い色が教えてくれた、再び歩き出すための体温

こんばんは、心象画家の卯月螢です。HSPの繊細な感覚と色彩心理の知識を大切にしながら、画家・色彩心理セラピストとして活動しています。昨日は激しい片頭痛に見舞われ、一日お休みをいただいていました。今日は朝から気温が低く、身体が思うように動きません。つい先日まで25度以上あったのに、急に16度まで下がってしまう……。この急激な変化に、私の心身は強い影響を受けてしまったようです。皆さんは、体調を崩されていませんか?いよいよ明日は、大切なグループ展の搬入日です。それなのに、朝から身体も動かず、頭も働かず、ただため息ばかりをついていました。思うように行動ができない日。そんな日は、決まって「仕事がなかった日々」の記憶が、霧のように立ち込めてきます。鬱病を患ったときも、膝に障害を負ってしまったときも。すべては、やりがいを感じていた仕事で無理をし過ぎてしまい、辞めざるを得ない状況に追い込まれた時に起こった出来事でした。「画材店で、絵を描く人の力になりたい」「介護の現場で、ご利用者様を支えていこう」一生この仕事で生きていこうと決心していたのに、頑張り過ぎてストレスを抱え、自分自身の限界を超えてしまった。そうして、自らの手でやりがいのある日々を閉ざしてしまったのです。仕事がないということは、お金の心配にも直結します。お金とは「人からの感謝の証」であると聞いたことがあります。自分にないものを人に頼み、そのお礼として〈モノ〉の代わりに〈お金〉が生まれた……そんな話を本で読んだことがあります。だからこそ、お金が底をつきそうになる不安は、単なる経済的な問題以上に、自分の存在そのものが不確かになっていくよう
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