「ちゃんと考えているのに疲れる」ときに。心理学が教える“思考疲れ”の正体
考えすぎてしまう自分に気づいたとき何もしていないわけではないのに、どっと疲れることがあります。それは体ではなく、頭の中が働き続けている状態かもしれません。あれこれ考えて、整理して、選ぼうとして。気づかないうちに、思考そのものが負担になっていることがあります。思考はエネルギーを使う行動心理学では、考えることも立派な「活動」とされています。特に、正解を探そうとする思考や、失敗を避けようとする思考は、負荷が高くなりやすいです。同じことを何度も繰り返し考えると、心のエネルギーはじわじわと消耗していきます。疲れるのは当然の反応です。「考えること」と「考え続けること」の違い必要な思考は、ある程度で区切りがつきます。一方で、思考がぐるぐると回り続けるときは、結論よりも「安心」を求めていることが多いです。しかし、安心は思考だけでは得にくいものです。そのため、さらに考え続けてしまうという循環が生まれます。思考から少し距離をとるという選択疲れを感じたときは、答えを出すことよりも「止めること」を意識してみてください。たとえば、今考えていることを一度言葉にして書き出すだけでも、思考は外に出ていきます。あるいは、あえて別の単純な行動に意識を向けるのもひとつです。考え続けることをやめる時間は、決して無駄ではありません。それは、心を守るための大切な調整です。
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