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「家に帰ってきてほしい?」家族の本音にリハビリのヒントが隠れている

認知症の家族が入院しリハビリが始まったものの「どんなことをしているのか分からない」「このまま家にかえれるのだろうか」そんな不安を感じていませんか?今回は入院中のリハビリの質を少し上げるために家族ができることをリハビリ職の立場からお伝えします。認知症の患者さんが入院中にリハビリを開始するには主治医の指示が必要です。 もしご家族がリハビリの必要性を感じていて 介入されてない場合は 主治医に相談して下さい。 入院中の認知症家族がいて面会や見学ができず、不安に感じている方へ大切な質問です。今入院してる家族は 家に帰ってきて欲しいですか? こう聞くと少し冷たく感じるかもしれません。 ですがリハビリ職としてご家族の正直な気持ちを知ることは とても大切です。 帰ってきて欲しい! と即答できなくてもいいのです。 悩んでしまう、考えてしまう その原因がリハビリ職として 必要な情報になることが多いです。 即答できない理由はこんなことが あるのではないでしょうか。 ・夜間に徘徊してしまう ・排泄の介助が大変 ・家で何回もこけている ・階段から何回も落ちている ・同居はできない ・日中見守れる家族がいない 人それぞれ色んな理由があると思います。 それをあえて教えて欲しいのです。 これらは「家に帰れない理由」ではなくリハビリ職にとっては 目標を考えるための大切な情報です。 またこうなったら 家に帰ってきて欲しいという思いはありませんか? それも教えてもらえると助かります。 ・階段を上がれるようになれば ・トイレが1人でいけるようになれば ・日中だれかがみてくれる環境になれば 家族のこうなって欲しいという
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「何もしてあげられない…」認知症の家族が入院した時にできる関わり

認知症のご家族が入院し、 「何を準備したらいいのかわからない」 「もう現場に任せるしかないのかな…」 そんなふうに感じたことはありませんか? 今回は、認知症の家族が入院したとき医療職が思わず 「もっとこの人のことが知りたい」 「話しかけたい」と感じるベッドサイドの環境づくりについてお話しします。 はじめに大切な前提として 私たち医療職は患者さん一人ひとりに平等に対応しています。 ただ、ほんの少しの工夫で・話しかけてもらえる機会が増える・その人らしさを理解してもらえ・結果としてリハビリの質が上がる そんな場面を、私は現場で何度も見てきました。 スマホ・携帯が使える方の場合 前回お伝えした メールでの関わりはとても有効です。 これはぜひ、そのまま続けてみてください。 スマホ・携帯が使えない方の場合 「じゃあ、何をしたらいいの?」 そう思われる方も多いと思います。 例えば―― 📅 カレンダーを使った工夫 1か月が分かるカレンダーに・楽しみにしているテレビ番組 ・「〇月〇日 入院して〇日目」 などを一言書いて、テーブルに置いておきます。 ただ置くだけではなく一言添えることがポイントです。 「今は入院中なんだ」と 振り返るきっかけになります。 家族の誕生日や、お孫さんの発表会など本人・家族にとって大切な予定を書いておくのも効果的です。 📷 写真を使った工夫・家族の写真 ・ペットの写真 ・大切に育てていた植物の写真 これらを置いておくだけでも会話のきっかけになります。 入院で混乱していても写真を見ながら医療職と話すことで 安心につながり、 不穏が軽減することがあります。 現場で実際にあった
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今も続く面会制限 認知症の家族が入院した時に知っておいてほしいこと

今回は、少し視点を変えて 急性期病院の現場で感じていることを お話ししようと思います。 コロナ禍以降私が一番強く感じているのは 家族と話す機会が失われたことによる壁です。 私は2年前から 急性期病院で非常勤の作業療法士として働いています。 非常勤ではありますが自分の担当患者さんをもち「その人が次にどこで、どう生活するのか」を考えながら リハビリを行っています。 コロナが流行し医療現場に大きな変化をもたらしたのが 面会制限でした。 この面会制限は特に認知症の患者さんとご家族にとって とても大きな出来事だったと感じています。 以前は面会時間内であれば家族が自由に来られリハビリの見学も可能でした。 ご家族と直接話しながら生活背景や不安を聞くことができていました。 私たち作業療法士は身体機能だけでなく **「その人が家で安全に暮らせるか」**を 家族ごと考える仕事です。 ・本当に自宅退院を望んでいるのか ・介護を続けられる体力や時間はあるのか ・家の環境は安全か ・ご家族は抱え込みやすいタイプか こうしたことは実際に話してみないと分かりません。 しかし面会が制限されてから家族から得られる情報は 極端に少なくなりました。 一方でご家族側も・入院中どんな関わりをされているのか ・認知症の症状は悪化していないか ・リハビリは進んでいるのか 不安を抱えたまま誰にも聞けずに過ごしている方も 多いのではないでしょうか。 もし今ご家族が入院していて「何を聞いたらいいのか分からない」 「誰に相談していいか分からない」 「このまま家に帰ってこれるのか」と一人で考えてしまっている方一度状況を整理しませんか
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入院中の認知症悪化を防ぐために家族にできる関わり【現場でみた実例つき】

今回は入院中の認知症のご家族との関わりで 私の中に特に印象に残っている 「家族の関わり方」について書きたいと思います。 面会が制限される中で、 「面会もできないし何もしてあげられていない気がする」 そんな不安を感じている方も 多いのではないでしょうか。在宅で過ごしている時と比べて入院中の生活はとても単調です。 今日は何月何日、何曜日なのか。 次に何をするのか。 入院中は予定があれば看護師さんが知らせてくれ時間になれば食事が運ばれ寝る時間になれば電気が消えます。 自分で考えたり、準備したり片付けをしなくても一日が静かに過ぎていきます。在宅で暮らしている時は今日は何を食べようか ご飯を食べたから薬を飲もう 今日はデイサービスの日だな この曜日は好きなテレビがあるな など、無意識のうちに 時間や日付を意識しながら 一日を過ごしています。 在宅生活では、自然に「頭」「感情」を使っているのです。認知症があっても、 家族が何気なく言葉にすることで、 こうした「考えるきっかけ」は 日常の中にたくさんあります。入院によってこうした刺激が極端に減ると頭を使う機会そのものが減り感情が動く場面も少なくなります。 認知症によってなぜ入院しているのか分からない場合不安だけが強くなり不安が頭から離れない状態に つながることもあります。 この状態が続くと、認知症の症状が強く出てしまうことがあります。 ですが、 「特別なことをしないと防げない」 という話ではありません。 以前、私が担当した患者さんのご家族は毎朝このようなメールを送っていました。 「今日は○月○日○曜日です 天気は○○で、今日はいつもより寒いよ
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