「できたね」より「見てたよ」
~子どもの自己肯定感を育てる関わり方~少し前までは、子どもが失敗すると「何やってるの!」と𠮟って、親の言うことに従わせるのが当たり前でした。でも今は、「ほめて育てる」時代。「叱るより、ほめよう」と意識している方も多いでしょう。けれど――ほめること=自己肯定感を育てることなのでしょうか?自己肯定感がある子の特徴自己肯定感とは、「自分はここにいていい」「失敗しても大丈夫」と思える感覚のこと。この感覚がある子は、・失敗しても立ち直れる・他人と比べずに自分のペースで努力できる・人の意見を素直に聞けるといった強さを持っています。一方で、「ほめられないと動けない」子も増えています。その背景には、“条件つきのほめ方”があるのです。条件つきのほめ方とは?「テストで100点取ったね」「早くできてえらいね」こうした言葉は一見良いように思えますが、子どもは「できなかったら認めてもらえない」と感じてしまいます。大切なのは、結果ではなく過程や努力に目を向けること。たとえば、「がんばってたね」「最後までやりきったね」「見てたよ」そんな言葉には、「あなたを信じて見守っていた」という親のまなざしが伝わります。見守る言葉が子どもの心を育てる子どもは、失敗しても受け止めてくれる親がいると安心します。うまくいったときだけではなく、ダメだったときにも寄り添ってくれる存在が、「またやってみよう」と思える力になるのです。「できたね」と結果をほめるより、「見てたよ」「頑張ってたね」と過程を認める。この言葉の違いが、子どもの心の支えになります。おわりにほめることは悪いことではありません。でも、ほめる目的が“評価”ではなく“信
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