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通らない資料に足りないのは、“構成”だった。「伝える」より「判断させる」資料へ。

「……で、結局この資料で、俺に何を決めてほしいの?」 月曜朝、役員会の会議室。 営業企画部のKさんは、沈黙したまま座っていた。 時間をかけて準備した社内提案。 内容には自信があった。 デザインも整っている。 上司も「いい感じだな」と言っていた。 でも、一番肝心な“判断”が、そこで止まってしまった。 会議が終わったあと、上司がぽつりと漏らした。 「お前の話、悪くなかった。 でも、あの資料、社長が“どう判断すればいいか”分かりにくかったな。」 その夜、田中さんは自宅のダイニングで、資料をじっと見つめていた。 「内容を丁寧に説明すれば伝わる」と思っていたけれど、 「伝える」だけじゃなく「判断させる」ための資料構造が必要だったの かもしれない・・・◆意思決定者の“行動”から資料を設計する 実は、社内の決裁者(社長・役員・部長など)は、次のような行動パターンで資料を見ています【STEP1】最初の1〜2ページで「判断の対象」を掴もうとする 【STEP2】YES/NOを決めるための根拠があるか探す 【STEP3】導入後のリスクや効果をざっくり確認する つまり、彼らは「読む」というより「判断を下すために見る」のです。 ◆PowerPointが「通りやすい」理由 なぜWordよりPowerPointが適しているのか? 理由はシンプルです。 ・ 情報が視覚的に整理されている ・ ページごとに1メッセージで思考が止まらない ・ 必要な情報にすぐジャンプできる 決裁者にとっては「早く判断できる」ことが最重要。 PowerPointはその情報設計に向いているツールなのです。 ではどうすればよかったのか?
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「決裁者が迷う資料」の共通点とは? 稟議を通すための構造改善術

稟議が通らない資料に共通する“3つのNG構造” 「……で、結局、これで何を決めればいいの?」 役員会議のテーブルの端から社長の声が響いた。 営業企画部のKさん(38)は、その瞬間、頭が真っ白になった。 “伝える内容には自信がある”。 でも、資料をめくる役員たちの表情は、どこか曇っていた。 会議後、部長からの一言が胸に刺さる。 「お前の企画は悪くない。でも、資料が“通る型”になっていなかったな。」 ◆なぜ、稟議が通らないのか? 失敗した資料には、こんな共通点がある。 NG構造1:最初に“判断対象”が書かれていない → タイトルページに「何を決めてほしいのか」が明確にないと役員は迷う。 NG構造2:ストーリーだけで引っ張ろうとする → 「背景→課題→提案」という流れだけだと、結論がぼやける。 NG構造3:根拠が“文字の塊”で埋もれている → 数字や図が少ないと、経営陣は判断材料を探すのに疲れてしまう。 ◆では、どうすればよかった? Kさんが学んだのは、“稟議はプレゼンではなく意思決定のための資料”だということ。最初の3ページで「何を決めるか」「なぜ今か」「根拠は何か」を提示する → 判断するための“地図”を先に見せる。 ストーリーは短く、結論を先頭に置く → 「やりたいことはこれ、その理由はこれ」と最初に宣言する。 グラフ・数字・比較表で“YESの根拠”を作る → 文字よりも、視覚で判断できる情報を用意する。 再提案の結果は? 翌週、田中さんはこの“逆算構造”で資料を再構築した。 冒頭1分で社長が笑顔を見せた。 「いいね。何を決めればいいか、最初から分かった。これなら進めよう。」
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見た目の“基本”は押さえた上で ・・・勝負資料で使える配色と余白の心理学

「昨日のプレゼン、なんかピンとこなかったなぁ…」 営業部のKさん(41才)は、帰りの電車の中でため息をついていた。 内容は自信があった。資料も「色は3色に絞って余白もとってスッキリさせた」と自分では納得していた。 でも、クライアントからは「資料がゴチャゴチャして見える」と言われ、思わぬダメ出し。 ◆問題提起 どうして、ちゃんと基本を守ったのに、資料は伝わらなかったのか? ◆では、どうすればよかった? 実は「色数を抑える」「余白を確保する」という基本は押さえていても、“色の使い方”や“余白の取り方”の心理的な効果まで意識できていなかったのだ。1. 色は3色以内でも、使い方が大事 たとえば「赤」を強調に使うなら、緊急や注意のイメージがつくため使いどころが重要。 「青」は信頼感や冷静さを与えるので、経営判断に安心感を演出したい時に効果的。色の配置やバランスで「統一感」と「視線の誘導」を作ることができる。 2. 余白はただ空ければいいわけじゃない 余白が多すぎると「情報不足」と感じさせてしまうことも。 重要な部分の周囲にはしっかり余白をとり、 他の部分は詰め気味にするなど、メリハリをつけるのがポイント。 こうすることで、見る人の目が自然に重要ポイントに向かう。 3. 図解・グラフも「置き方」と「説明文」で説得力アップ 図は置けばいいというものではなく、 文字と視線の動線を考え、見やすく配置する必要がある。 シンプルな言葉での補足説明を添えることで理解が深まり判断が早くなる。 ◆Kさんの再挑戦 このポイントを意識しながら資料を見直した松井さんは、 次のクライアント訪問でこう言われた。 「
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