「決裁者が迷う資料」の共通点とは? 稟議を通すための構造改善術

「決裁者が迷う資料」の共通点とは? 稟議を通すための構造改善術

記事
ビジネス・マーケティング
稟議が通らない資料に共通する“3つのNG構造”
「……で、結局、これで何を決めればいいの?」

役員会議のテーブルの端から社長の声が響いた。
営業企画部のKさん(38)は、その瞬間、頭が真っ白になった。

“伝える内容には自信がある”。
でも、資料をめくる役員たちの表情は、どこか曇っていた。

会議後、部長からの一言が胸に刺さる。
「お前の企画は悪くない。でも、資料が“通る型”になっていなかったな。」

◆なぜ、稟議が通らないのか?

失敗した資料には、こんな共通点がある。

NG構造1:最初に“判断対象”が書かれていない
→ タイトルページに「何を決めてほしいのか」が明確にないと
役員は迷う。

NG構造2:ストーリーだけで引っ張ろうとする
→ 「背景→課題→提案」という流れだけだと、結論がぼやける。

NG構造3:根拠が“文字の塊”で埋もれている
→ 数字や図が少ないと、経営陣は判断材料を探すのに疲れてしまう。

◆では、どうすればよかった?

Kさんが学んだのは、“稟議はプレゼンではなく意思決定の
ための資料”だということ。
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最初の3ページで「何を決めるか」「なぜ今か」「根拠は何か」
を提示する

→ 判断するための“地図”を先に見せる。
ストーリーは短く、結論を先頭に置く

→ 「やりたいことはこれ、その理由はこれ」と最初に宣言する。
グラフ・数字・比較表で“YESの根拠”を作る

→ 文字よりも、視覚で判断できる情報を用意する。
再提案の結果は?

翌週、田中さんはこの“逆算構造”で資料を再構築した。
冒頭1分で社長が笑顔を見せた。

「いいね。何を決めればいいか、最初から分かった。これなら進めよう。」
資料を読む時間は、わずか4分。

判断スピードが驚くほど上がった。

◆まとめ:稟議を通す資料は「構造」で勝負する

稟議が通らない原因は、中身の良し悪しよりも、決裁者の判断行動を
想定した構造がないことが多い。
「伝える」ではなく、「判断させる」その視点を持つだけで
結果は変わる。

◆こんなご相談に対応しています
「稟議がなかなか通らない…」
「経営陣の視点を意識した構成ができない」
「数字や根拠をうまく見せるスライドにしたい」
ご相談ください。


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