いろんな生き方がある
福祉業界に分け入り、様々な人を見てきました。躁うつ病の方が躁期に法人を作ってしまい、非常にいいところだったのでお付き合い、お手伝いもし、いまだに付き合いのある法人なのですが、躁うつ病の方は代表をサービス管理者に譲り、自分は支援員になり、しまいにはうつ期に解雇されて、生活保護で絵描きをやってらっしゃいます。そうかといえば、昭和の「コスプレと言えば変態エッチ」の時代にコスプレにはまってしまい、(令和で言えば普通のコスプレイヤー)やがて歌舞伎町で働き、対人恐怖になり地元で引きこもり、過去のコスプレ画像で配信者として食べている方や、もう、これだけでも色々ですよね。この方たちの共通のところは、「就労が眼中にない」ということです。就労というと、求人サイト・アプリで応募し、会社に勤めるということが目立ちますが、これらの方はこうやって生きておられます。もうちょっと普通の有病の方では、就労移行支援を利用するも、最低賃金で過重労働の障碍者雇用(平成の頃)にぶちきれ、クローズ(持病を秘密にする)で派遣社員に集団で応募するなどもあります。理髪店の免許をお持ちの方が、1000円カットのお店にクローズで入り、主治医が持病を隠してそんなにできた人いないと褒めている方もいらっしゃって、地域活動支援センターでお話ししましたね。いろいろです。令和5年現在、中年の就職は実務経験が重要視されています。20代雑務で終わっていたら、キャリアアップの前に、やはり雑務への復帰を勧められたりする現状で、ポテンシャル採用などもありますが、結局は実務経験のあるライバルが現れたら、「お見送り」となります。でもみんなあがきます。カウン
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