フォースは、使うものではなく、つながるもの――スター・ウォーズが教えてくれる「大きな流れ」と私たちの生き方【後編】
前編では、「フォースは、使うものではなく、つながるもの」という私の考えについて、ルークとヨーダの修行、そしてアナキン・スカイウォーカーがダークサイドへと堕ちていった物語を通して考えてみました。フォースは、「私の力」として所有するものではない。すでに存在している大きな力と、つながるもの。そして、その大きな力を自分の欲望のためにコントロールしようとしたとき、フォースとの調和が崩れていく。私は、そんなふうに感じています。そして、このことを考えれば考えるほど、私はルーク・スカイウォーカーの物語が、とても象徴的なものに思えてきました。なぜならルークは、最後には、「自分の力で勝つこと」を選ばなかったからです。ルークが最後に捨てたもの『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』。ルークは、ダース・ベイダーと対峙します。そして、皇帝パルパティーンは、ルークの中にある怒りや憎しみを引き出そうとする。戦いの中で、ルークは怒りに飲み込まれそうになります。そして、ついにベイダーを圧倒する。あと一撃で、父親を倒すことができる。そのとき、ルークは、自分の手元にあるライトセーバーを見ます。そして、それを捨てる。スター・ウォーズ公式の設定でも、この場面は、ルークが父親を倒すことよりも、アナキン・スカイウォーカーの中に残る善を信じる選択をした場面として描かれています。ルークがライトセーバーを捨てたことで、皇帝の思惑は崩れ、最終的にはベイダーが息子を救うという結末へつながります。私は、この場面に、「フォースとつながる」ということの本質があるように思います。ルークは、「自分が勝つ」ことを手放した。「父親を倒す
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