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火星の人

午後から配信ネットサービスで映画「オデッセイ」を見た。昔本を読んだが面白かった。どの程度かというと、帰宅中降りる電車の駅に気づかない日があった程。映画公開前に出た文庫本には主人公役の俳優が表紙だった。すでに本、または映画をご覧になられている方もいらっしゃるでしょう。少しだけ簡単なあらすじを。火星探索に出かけた宇宙飛行士達が大嵐に遭遇し撤去する際一人が事故で負傷、そのまま置き去りにされ宇宙船は火星を後にする。亡くなったと思われた負傷した宇宙飛行士は奇跡的に生きておりそれから地球帰還へと過酷なサバイバルが始まる・・・という感じです。彼の本業は植物学者、生き残る為クルーの排泄物を利用し火星にてジャガイモ栽培を始め、地球帰還への日々をビデオ日記に残していく。物語はとても前向きです。しかしそれよりも私が魅了されたのは原作者のアンディー・ウィアーについてだった気がします。彼は15歳位からサンディエゴ国立研究所でプログラマーとして働いています。SFファンだったとは言えこのような仕事がすでに出来たのです。カリフォルニア大学ではコンピューター・サイエンスを学んでいます。30代半ばから仕事合間に自分のウェブサイトで小説「火星の人」の執筆を始めます。時々中断していたようですが徐々にファンが付き始めます。ある日ファンから、続きが読みたいから終わりまで書いてほしい、と催促がきて彼は「火星の人」を書きあげキンドルに1ドル程度の価格で出版。そのわずか3か月後には3万以上ダウンロードされ、映画化も決まったという成功物語となりました。ファンにお願いされて書きあげられた綿密でユーモアも交えた小説はまるで『書き上げ
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