【実録】交通事故その4|「10:0」被害者が、三度の事故で悟った「周囲の反応の真実」
事故直後は、皆心配してくれた
「ケガは大丈夫か」「車はどうなった」と、10:0の被害者である私に、多くの同情が集まった。
しかし、時間が経つにつれ、周囲の反応は微妙に変化していく。「相手が任意保険に入っていて良かったね」という言葉が、「まだ解決してないの?」という空気感に変わっていった。
「弁護士特約がないから、自力で交渉している」
そう伝えると、直接言われずとも、言葉の裏に透けて見えるニュアンスを感じるようになった。
『そんなに揉めているのか』
『少しでも多くお金をむしり取ろうとしているのか』
違う。私は得をしたいのではない。「正当な補償」を受けたいだけだ。
本来、あってはならない不当な提案をされているのはこちらなのに、なぜか「ごねている被害者」のように見られてしまう。
だが、誰にどう思われようと構わない。
ここで妥協することは、自分や家族を守る権利を捨てることと同じだ。この経験は、いつか家族が理不尽な目に遭ったとき、必ず活かされる。
「無知」は、そのまま「損失」になる
私の車の修理見積もりは76万円だった。
対して、保険会社から最初に提示された車の評価額(時価)は、わずか49万3千円。
「残りは持ち出しで直すか、買い替えるか、選んでください」という一方的な通告だった。
しかし、私は自力で学び、交渉を続けた。その結果、
車の評価額:49.3万円 → 75万円(+25.7万円)
買い替え諸費用:11.2万円を別途獲得
事故車の売却:5万円
合計で91万2千円(レッカー代等除く)まで引き上げることに成功した。
何も知らず、何も言わなければ、私は「49万3千円」を受け取って泣き寝入
0