そのモヤモヤはどんな感じですか ~言語優位の中で忘れられたもの~
「モヤッとする。」は、自分自身のからだやこころに起こる何か割り切れない感覚をあらわす時に昨今よく使われる言葉です。「そのモヤッって何?」ともし聞かれたら、私たちは言葉を尽くして一生懸命それを表現しようとするかもしれませんね。でも、言葉を使えば使うほど、「モヤッ」の実体からどんどん遠くなって、違うものになってしまうのではないでしょうか。あるいは、言葉が事実のごとくになり、実は違っていても本当であるように錯覚してしまうことも起こり得ることです。
私は今年前半の国家資格キャリアコンサルタントの資格取得後に、キャリアコンサルタントの中核的な態度条件に関わる「パーソン・センタード・アプローチ(PCA)」について、とある大学の研究所が主催する講座を通じて学んでまいりました。
そこでの学びは、対人支援の場のみならず日常を送る上でも、いつでも人間中心に自分と相手の今ここに向き合う態度がお互いを結び、十分味わって傾聴することが相手への理解を深め、、自分の今の「モヤッ」に気付いていることも相手の「モヤッ」に意識を向けることもお互いの発達に役立つことであると、体感的に学び身につけてゆくことでした。
PCAの研究者で心理学者・哲学者のジェンドリン博士は、このような「モヤッ」を「フェルトセンス(felt sense)」と名付けました。フェルトセンスは、「怒り」や「喜び」のように明確な言葉にできる感情ではなく、何かの出来事が自分に起こった時に、からだとこころで感じている曖昧なものであり、言葉で表すと断片的になってしまうので上手く言い表せないけれど、「~のようなもの」として感じているものです。
例えば、ゆっ
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