たけやんです。
自分の成長のため &情報のアウトプットを目的に、ブログをはじめました。まったり更新する予定です。
これを読んでくれた方に、少しでもプラスとなる事があれば幸いです。
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今回は心理学に関するお話です。
『リフレーミング』という考え方について紹介させてください。
どんな事でも ”ネガティブ” に、悪いほうに考える人はいますよね?
身の回りでそういう人が思い当たる・・・という人は、おそらくご自身も同じような考え方に染まっているかもしれません。自分の思考や習慣は、周りの生活環境やコミュニケーションの中で生まれますから。
○何かに失敗する :自分の考えが間違っている
○誰かに叱られる :自分の人格を否定される
○人に迷惑をかける:自分に失望する
こんな感じで、”悪いイベント” に対して「やっぱり自分はダメなんだ・・・」と悲観的になり、自信を失う人は多いと思います。
そうすると人はどんどん消極的になり、やること全てが失敗する、自分は間違っていると思い込むようになります。その結果、「変化を恐れる」「現状を維持したがる」「何もしない」「人と関わらない」という風に、ますます負のスパイラルに囚われて精神的に不健康な状態になってしまうのです。
ここでちょっとストップ!それって、本当に ”悪いイベント” でしょうか?
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こういった、負のスパイラルを解消するのが『リフレーミング』という考え方です。
リフレーミングとは、英語で「reframing」と書きます。日本語で訳すと、『思考の枠組みを変える(Re:Framing)』という意味になりますね。
やり方はとっても簡単で、道具は一切いりません。必要なのは ”自分自身の考え方” だけです。
※リフレーミングの手順
1:起こったイベント(過去)は変えられないことを認識する
(失敗・叱られた・迷惑をかけた・・・といった事実)
2:そのイベントから ”良い結果” が得られたと妄想する
(どんな事でも肯定的、ポジティブなとらえ方はできる)
3:自分を成長させる戦略を考える
(この経験を次に活かすために、何ができるか)
以上です。本当に単純で気軽にできちゃうのですが、これが想像以上に絶大な威力を発揮します。
例えば、最初にあげた ”悪いイベント” も・・・
○何かに失敗する
『なるほど、このやり方ではうまく行かないって事が分かったぞ。
大発見じゃないか!じゃぁアプローチの方法を変えてみるか』
○誰かに叱られる
『叱る人だって辛いよね、相手に嫌われるから。それを承知でこの人は、
私を正しい方向へ導くために「嫌われ役」をしてくれているんだ!
ありがたいな・・・この人に恩返しするために、何ができるだろう?』
○人に迷惑をかける
『この人たちは、私が間違ったり困ったときに、文句を言いながらでも
助けてくれているんだ!私は良い人たちに囲まれていたんだな・・・。
じゃぁ自分も、この人たちが困っている時は全力で助けよう』
といった感じです。
「そんなもの、単なる屁理屈じゃないか!」と思われる方もいますよね。
はい、その通りです^^
ですが、冷静に一歩引いて考えてください。「失敗する」とか、「叱られる」とか、「迷惑をかける」とか、そういった物事が ”悪い事” だと考えている時点で、すでに屁理屈(個人の勝手な決めつけ)なのです。
タイムスリップでもしない限り、過去のイベントは変えられません。ネガティブ(悲観的)な人は過去をず~っと引きずっている(過去に囚われている)から、”今を生きていない” のです。
かと言って、ポジティブ(楽観的)が良いわけでも無いのです。失礼な言い方ですが、ポジティブな人は先の事しか考えていない(未来に囚われている)ので、過去の経験を活かせません。つまり、”今を生きていない” のです。
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結論として、私の考える『最高のリフレーミング』とは、前述したように
1:”過去” の経験を冷静に理解し、
2:”今” からどんな行動・思考をするか決めて、
3:理想の ”未来” へ向かっていく。
という、『 過去 ⇒ 現在 ⇒ 未来 』をつなげる考え方を持つ事です。
繰り返しになりますが、過去のイベントは変えられません。
ですが、それを「どう解釈するか?」は自分の自由なのです。
自由にできるなら・・・ ”良い方向” に解釈したほうが得ですよね。
”良い方向” とは、自分や周りの人たちが楽しく、幸せになる未来のことです。
みなさんご自身の考え方もそうですが、周りで悩んでいる人・落ち込んでいる人を見つけたら、ぜひ『リフレーミング』を実践してみて下さい。