衆議院議員総選挙で自民党過半数割れ 日経平均株価と模試の結果の類似点
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今回の衆議院議員総選挙で
与党自民党は過半数割れになりました。
『やっぱりアベノミクスの後継者高市さんの方が経済には良かったのでは?』
という空気になってきてますね。
政権交代は無いと思いますが、
自民党がどこと連立を組むかによって
国会運営が難しくなり、
政局が不安定になり、、、、
こんなことをみんなが連想して
株価が暴落すると思いきや、
一時900円近く上げていました。
なぜこのようなことが起こるのか?
『マーケットは織り込み済み』
なんです。
(個人的にはまたすぐ下がると思っていますが、、、)
選挙期間中の世論の動向から
自民党は過半数割れするだろうと予測して
先週は株価が下がっていました。
石破茂総理のもと
裏金問題を抱えた中で、
『このぐらいの負けで済んだ』と好感されて
上がったのかもしれないです。
(最近の社会の記述問題では、このようなことまで聞かれますので、子供でもわかるように少し細かく書きました。)
この一連の流れは
『受験前の模試の結果』に似ています。
家庭教師は
現在の子供の状況を把握しているので、
だいたいどのくらいの点数になるかは
予測できます。
①計算ミスの量
②長文読解の時間切れ
によって、
多少の誤差は出ますが、
そこまで大きく外すことはありません。
一方、
ご両親からすると
全く想像がつかないため、
模試の結果に一喜一憂します。
たまたま良い偏差値が出てしまうと
志望校のレベルがどんどん上がり、
次の模試で偏差値が下がるまで
夢心地のまま受験しない学校の対策を
しなければならなくなることがあります。
家庭教師からすると、
模試で得点している問題のレベルを見て、
どの学校までが射程範囲内か
わかって教えています。
一方、
悪い偏差値が出ると、
『勉強の内容がおかしいんじゃないか』と不信感を持たれ、
所詮言い訳にしか聞こえないであろう
説明をしなければならなくなります。
また、
長期的なビジョンで動いている予定を
変えざるを得なくなることがあります。
(『やるべきことはやっていますが、ご子息の処理能力が追いつかないため、効果が出るのは受験直前です』とは言えず、、、)
特に
普段受験に関心のないお父さんに顕著に出ます。
わかりやすく説明するために、
私の同級生の子供を教えた時のお話しをしますね。
『この時期に全部解き終わらないのは
おかしいだろ⁉️』
(御三家志望でない限り、ほぼ解き終わりません、、、)
『まだこんな点数しら取れなくて大丈夫なのか⁉️』
(教え始めた時より偏差値20近く上がってますよ、、、)
『夏休みに何をしてたんだ⁉️』
(夏休みに頑張ったから、
今偏差値が上がり出してるのに、、、)
『俺は学生の頃もっとできたぞ‼️』
(そっ、そうか、、、?そんなに、、、)
このような発言をしてしまうと、
頑張っている子供から信頼されなくなりますし、
子供のやる気は削がれますし、
長期的な指導方針がブレてしまい、
遠回りをすることになってしまいます。
こうならないためにも
日頃から家庭教師と意見交換をして、
その都度疑問点は払拭してくださいね。