人には、大きく分けて二つの見方があると思っています。
結果を見る人と、姿勢を見る人。
成果主義か、成長主義か。
もちろん、組織は結果を求めます。
数字がなければ評価はできない。
それは事実です。
でも私は、
管理職として部下を見るとき、
どちらかといえば後者です。
私は「姿勢を見る」タイプです。
なぜなら、
結果がすべてではないことを、
自分自身が知っているからです。
正直に言えば、
私は器用なタイプではありませんでした。
同じ成果を出すのに、
人の何倍も時間がかかった。
人が一つでできることを、
私は三つ四つやって、やっと追いつく。
周りは涼しい顔で前に進むのに、
私は必死でした。
要領もよくない。
センスもあるわけではない。
だからこそ、
「量」で埋めるしかなかった。
人より動く。
人より考える。
人より準備する。
そうやって、
なんとか追いついてきました。
だから私は、
努力が見える人を見ると、
自然と応援したくなるのです。
結果が出ていなくてもいい。
出なかっただけかもしれない。
でも、
・逃げなかったか
・言い訳をしなかったか
・考えることをやめなかったか
そこは、必ず見ています。
不器用でもいい。
でも、本気で向き合っている人。
そういう人には、
「もう一度チャンスをあげたい」
「次はうまくいってほしい」
と思う。
それは甘さではありません。
努力が時間差で返ってくることを、
私は知っているからです。
応援したくなる努力とは、
才能ではなく、
誠実さの積み重ね。
派手な成果ではなく、
地味な継続。
結果は波があります。
でも姿勢は、
確実に信頼を積み上げます。
そして信頼は、
いつか必ず、形になります。
もし今、
結果が出なくて苦しい人がいるなら。
それでも手を抜かず、
向き合い続けているなら。
その努力は、
誰かが見ています。
少なくとも、
私は、見ています。