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管理職から見た「応援したくなる努力」

人には、大きく分けて二つの見方があると思っています。結果を見る人と、姿勢を見る人。成果主義か、成長主義か。もちろん、組織は結果を求めます。数字がなければ評価はできない。それは事実です。でも私は、管理職として部下を見るとき、どちらかといえば後者です。私は「姿勢を見る」タイプです。なぜなら、結果がすべてではないことを、自分自身が知っているからです。正直に言えば、私は器用なタイプではありませんでした。同じ成果を出すのに、人の何倍も時間がかかった。人が一つでできることを、私は三つ四つやって、やっと追いつく。周りは涼しい顔で前に進むのに、私は必死でした。要領もよくない。センスもあるわけではない。だからこそ、「量」で埋めるしかなかった。人より動く。人より考える。人より準備する。そうやって、なんとか追いついてきました。だから私は、努力が見える人を見ると、自然と応援したくなるのです。結果が出ていなくてもいい。出なかっただけかもしれない。でも、・逃げなかったか・言い訳をしなかったか・考えることをやめなかったかそこは、必ず見ています。不器用でもいい。でも、本気で向き合っている人。そういう人には、「もう一度チャンスをあげたい」「次はうまくいってほしい」と思う。それは甘さではありません。努力が時間差で返ってくることを、私は知っているからです。応援したくなる努力とは、才能ではなく、誠実さの積み重ね。派手な成果ではなく、地味な継続。結果は波があります。でも姿勢は、確実に信頼を積み上げます。そして信頼は、いつか必ず、形になります。もし今、結果が出なくて苦しい人がいるなら。それでも手を抜かず、向き合い続けてい
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部下にも上司にも言えない、管理職の孤独

努力について書いてきました。見える努力と、見えない努力。報われないと感じる瞬間。こだわりが限界を押し上げること。今日は、その続きです。管理職になってから、努力の意味が少し変わりました。現場の頃は、やればやるだけ前に進む感覚がありました。でも管理職になると、「自分の努力」だけでは前に進まなくなります。部下の成長。上からの期待。数字の責任。チームの空気。自分がどれだけ頑張っても、全体が動かなければ結果は出ない。そして不思議なことに、頑張っている姿を見せすぎると「余裕がない人」にも見えてしまう。強くあらねばならない。迷いを見せてはいけない。弱音は吐けない。でも、本当は葛藤しています。正しいと思っていることが、部下には重くなっていないか。守ろうとしている判断が、本当に組織のためか。管理職の孤独は、声に出せないところにあります。努力の話を書いてきましたが、管理職にとっての努力は「自分を削ること」ではなく「立ち位置を整え続けること」なのかもしれません。正しさと優しさの間で揺れること。責任と本音の間で考え続けること。それも、ひとつの努力です。もし今、誰にも言えない葛藤を抱えているなら。それは、弱さではありません。考え続けている証拠です。次回は、「応援される努力」とは何かについて書いてみます。管理職の立場から見たとき、どんな努力が人を動かすのか。そこを整理していきます。
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