「筋力を付けましょう」は本当なのか?

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痛みがあるとき、
「筋力が足りないですね」
「筋トレをした方がいいですよ」
そう言われた経験がある方は少なくないと思います。

確かに筋力は大切です。
ただ、臨床や現場で身体を見ていると、
痛みがある=筋力不足とは言い切れないケースも多くあります。
実際には、力が出せないのではなく、
力がうまく伝わっていないだけということも少なくありません。

身体の使い方が崩れていると、
本来働くはずの筋肉が動きの中で使われにくくなります。
その結果、検査や動作の中では
「筋力が落ちているように見える」状態になります。
でもそれは、筋肉そのものが弱いというより、
動きの中で活かされていない状態です。

この状態で筋力トレーニングを行うと、
すでに負担が集中している部位がさらに頑張り、
かえって痛みが強くなってしまうこともあります。
だから、痛みが出ているときのファーストチョイスが、
必ずしも筋力トレーニングであるとは限りません。

まず見直したいのは、
どの部位が本来の役割を果たせていないのか、
その結果、どこが代償して動いているのかという点です。
立つ、歩く、座る、呼吸する。
こうした基本的な動きの中に、
力がどこで止まっているのかのヒントが隠れていることは多くあります。

身体の使い方が整うと、
特別な筋トレをしなくても
「力が入りやすくなった」
「動きが軽くなった」
と感じることは珍しくありません。

筋力は、
鍛える前に「使われる状態」に戻すもの。
「筋トレを勧められたけど、少し違和感がある」
そんなときは、
一度立ち止まって身体の使われ方を見直してみるのも、
一つの考え方だと思います。
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