価値は、自分で語るものではない。お客様が語ってくれるもの。

価値は、自分で語るものではない。お客様が語ってくれるもの。

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昨日は、とても嬉しい出来事がありました。

夜営業で、お客様が会計を待っている時でした。


私は少し離れた場所にいて、お客様同士の会話が聞こえてきました。

「この歯間つまようじ、凄いね!」

「高いだろうに、こだわってるね。」


その言葉を聞いた瞬間、思わず心の中で笑ってしまいました。

実は、この歯間つまようじは、私が何年も前に作ったものです。

普通の爪楊枝ではなく、気に入った歯間つまようじを見つけて、

10万本作りました。


会社は法人破産しました。

グループ店舗もなくなりました。

それでも、この歯間つまようじだけは残っていました。

倉庫に残っていた歯間つまようじを、

「もったいない。」そう思って、営業再開した今も使い続けています。


私は一度も、

「この歯間つまようじは高いんですよ。」

と、お客様に話したことはありません。

価値は、自分で説明するものではないと思っているからです。

すると、そのお客様は続けてこう話していました。

「ここのラーメン、本当に好きなんだ。」

「ほかの店もたくさん行ったし、何件も並んで食べたけど、ここのは凄いよ!」

そして最後に、

「昨日も来たんだ!」

と笑いながら話していました。

その会話を聞いているだけで、私は十分嬉しかったのですが、

さらに会計の時です。

金額をお伝えすると、お客様は驚いたように、

「そんなに安いの?」

と一言。

私は何も言いませんでした。

でも、その一言で十分でした。


価格が安いからではありません。

価格以上の価値を感じていただけた。

そう受け取ったからです。


私はいつも思っています。

料理だけがお店の価値ではありません。

接客も。

店内の雰囲気も。

黒竹箸も。

歯間つまようじも。

その一つひとつの積み重ねが、

「また来たい。」

という気持ちにつながるのだと思います。

だから私は、自分のお店の価値を自分で語ることはありません。

本当に価値があるものなら、

お客様が語ってくださる。

昨日、そのことを改めて教えていただきました。

経営者として、とても嬉しい一日でした。


いつもブログを読んでいただきありがとうございます。

私は現在も飲食店経営に携わっています。

利益改善のご相談はもちろん、

資金繰りや経営不安、再起についてのご相談もお受けしています。


◆アオ日記🐾

主人は、お客さんには何も話していなかったにゃ。

でも、お客さん同士の会話を聞いて、少しだけ嬉しそうな顔をしていたにゃ。

主人はよく、

「価値は自分で決めるものじゃない。」

と言っているにゃ。

昨日、その答えを教えてくれたのは、

お客さんだったにゃ。🐾

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