飲食店では、金たわしを使っているお店も少なくありません。
私も昔は当たり前のように使っていました。
しかし、今では店内から金たわしをなくしています。
理由は、お客様の安全を守るためです。
金たわしは使い続けると、細い金属片が切れることがあります。
その破片がスポンジに刺さったままになっていたらどうでしょう。
そのスポンジで食器を洗えば、
お客様が口にする器に金属片が付着する可能性があります。
実際に大きな事故が起きたわけではありません。
でも、
「可能性がある」
その時点で、私は改善すべきだと考えました。
私は、そういうリスクを一つずつなくしていきたい経営者です。
そこで、金たわしの代わりになる物を探し始めました。
フライパンや焦げ付きには、「コゲ落ちん」を使っています。
そして、ステンレス製の調理器具には、「ミガキクロス」を使っています。
実は、このミガキクロスとの出会いは、
250万円の圧力寸胴を導入した時でした。
寸胴メーカーの方から、
「これが一番使いやすいですよ。」
と教えていただいたのです。
半信半疑で使ってみると、本当に驚きました。
ステンレスに傷を付けにくく、それでいてピカピカになります。
現在は、
・焼肉用のステンレストング
・雪平鍋
・手鍋
・寸胴
そして、
厨房の調理台やシンクなど、
厨房中のステンレスに使っています。
厨房は、想像以上にステンレス製品が多い場所です。
だからこそ、傷を付けずに磨けることには大きな価値があります。
ミガキクロスにも役割があります。
新品のうちは、トングや鍋など、お客様の料理に直接関わる調理器具専用です。
少しへたってきたら、調理台やシンクなど厨房清掃用に使います。
最後まで使い切ってから交換しています。
道具にも適材適所があります。
実は、このミガキクロス。
以前はホームセンター「コメリ」で購入していました。
楽天市場でも販売されていましたが、
取り扱いがなくなり、わざわざ買いに行っていました。
ところが、後に100円ショップで同じような商品を見つけました。
使ってみると十分な性能でした。
それ以来、こちらを使っています。
改善とは、高価な物を買うことではありません。
同じ価値なら、より効率が良く、続けやすい方法を選ぶこと。
それも改善です。
私は、金たわしを否定しているわけではありません。
しかし、お客様の安全を考えた時、
もっと良い方法があるなら、その方法を選びたい。
30年以上飲食店を経営してきて思うことがあります。
利益は、売上だけで生まれるものではありません。
お客様が安心して食事を楽しめる環境を作ること。
道具を長持ちさせること。
厨房をきれいに保つこと。
そうした小さな改善の積み重ねが、
結果として大きな利益につながります。
だから私は、金たわしを店からなくしました。
いつもブログを読んでいただきありがとうございます。
私は現在も飲食店経営に携わっています。
利益改善のご相談はもちろん、
資金繰りや経営不安、再起についてのご相談もお受けしています。
◆アオ日記🐾
主人は、
お客さんには見えないことほど、
よく考えているにゃ。
アオは金たわしを使わないけど、
主人は、
「誰も気付かないことでも、安全のためなら変える。」
と言っていたにゃ。
お客さんは気付かないかもしれない。
でも、
気付かれない安心も、お店の価値なんだにゃ。🐾
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