肩甲骨はがしで肩こりが治らない理由
― 上級・前鋸筋はがしで本当に変わる ―
皆さん、肩こりを何とかしようとして
肩甲骨をグルグル回したり、腕を大きく動かしたりしていませんか?
実はそれ、ほとんど効果がありません。
「肩甲骨はがし=たくさん動かすこと」だと思われがちですが、
大切なのはどの筋肉を、どう使うかなんです。
こんにちは!
山内流セラピストのかおるです
今回は【山内流・上級編】として、
前鋸筋(ぜんきょきん)にアプローチする肩こり改善法をお伝えします。
肩こり・猫背・五十肩の共通原因
在宅ワークやスマホ時間が増え、
肩こり・首こり・猫背に悩む方が本当に増えています。
その中で注目されているのが「肩甲骨はがし」ですが、
実は前鋸筋が働いていない状態で肩甲骨を動かしても意味がありません。
前鋸筋は
・肩甲骨を肋骨に安定させる
・肩甲骨をスムーズに動かす
・深い呼吸を可能にする
とても重要な筋肉です。
ここが硬くなると
肩甲骨が肋骨に張りつき、
肩こり・首こり・五十肩・浅い呼吸・自律神経の乱れまで起こってしまいます。
なぜ普通の肩甲骨はがしは効かないのか?
よくある間違いがこれです。
「肩甲骨を剥がそう!」と
腕をブンブン動かすだけ。
これは筋肉を“伸ばしているつもり”なだけで、
実際には前鋸筋がまったく使われていません。
肩甲骨を本当に動かすには、
筋肉を軽く収縮させながら、同時に伸ばす必要があります。
これが山内流のポイントです。
前鋸筋は「2方向」から狙う
前鋸筋は
・上に向かう繊維
・下に向かう繊維
この2つがあります。
つまり、運動も必ず2方向行わないと意味がないんです。
実践① 前鋸筋はがし(上の繊維)
肘を伸ばしたまま腕を90度まで上げる
肩甲骨ごと腕を前に突き出す
そこから5秒かけて、腕を少し上げながら肩甲骨を後ろへ引く
ゆっくり戻す
これを5回。
実践② 前鋸筋はがし(下の繊維)
姿勢は同じ
腕を前に突き出す
今度は5秒かけて、腕を少し下げながら肩甲骨を引く
ゆっくり戻す
こちらも5回。
上と下、両方やっても1分程度です。
これだけで起こる変化
・肩こり、首こりが軽くなる
・呼吸が深くなる
・気持ちが落ち着く
・代謝が上がり、痩せやすくなる
正直、いいことづくめです。
操作のポイント(重要)
・肘は必ず伸ばす
・体は動かさず、肩甲骨だけを動かす
・肩をすくめない(脱力)
・上は約30度上げながら、下は約30度下げながら
この4点を守るだけで、効果が全く変わります。
なぜ山内流は効果が高いのか?
腕の重みを前鋸筋に感じさせながら、
**収縮した状態で伸ばす(エキセントリックストレッチ)**を行っているからです。
この方法で
筋肉の繊維がバラバラにほどけ、
肩甲骨が本来の動きを取り戻します。
肩こりは年齢のせいではありません。
「正しい使い方」を知らないだけです。
ぜひ、今日から一緒に
前鋸筋を目覚めさせていきましょう。
初級・中級編をやっている方は、
この上級編で一気に変化を感じてください。
あなたのサポートができたら嬉しいです!
今日もありがとうございました。
かおる
Reboot Body Lab ゆるるな
― 整えるを超えて、“再起動”する ―