それ、本当に“全部ダメ”だった?
〜心のフィルターに気づくと、ちょっとだけ楽になれる〜
「なんか今日、うまくいかなかったな…」
そんな風に思って、1日の終わりにぐったりしていませんか?
でもよくよく思い返してみると、
・仕事で一つ成果を出せた
・同僚に「助かったよ」と言ってもらえた
・帰りに見た夕焼けがきれいだった
…そんな“よかったこと”も、ちゃんとあったはずなんです。
なのに、なぜか「ミスした」「迷惑かけた」ばかりが心に残ってしまう。
それはもしかしたら、「心のフィルター」のせいかもしれません。
🧠「心のフィルター」ってなに?
心理学では、**「選択的抽出(Selective Abstraction)」**とも呼ばれています。
これは、ネガティブな情報ばかりに注目し、ポジティブな情報を無視してしまう思考のクセのこと。
▼たとえば、こんなことありませんか?
上司に「今日は助かったよ!」と褒められたのに
→「でも、最後に一つミスを指摘された…」と落ち込む
周囲の人に「頑張ってるね」と言われたのに
→「いや、もっとちゃんとできてる人もいるし」と打ち消してしまう
🧠これは脳の“危機回避”のクセでもあります。
人間の脳は、ネガティブな情報に敏感にできていて、
「危険」や「失敗」に強く反応するようになっているんです。
でも現代では、それが心の疲れや自己否定につながることも…。
▼どうしたら、このフィルターに気づける?
まず大事なのは、「あ、今わたし、“フィルター”かけてるかも」と気づくこと。
その上で、こんな工夫をしてみてください:
■ フィルター解除のヒント
「良かったこと3つ」メモ
→どんなに小さくてもOK。「お昼の唐揚げ美味しかった」とかで十分です。
褒められたことを“受け取る”練習
→「ありがとう、うれしいです」と口に出してみるだけで、自己肯定感が育ちます。
「でも」じゃなく「そして」でつなげる
→「ミスもした。そして、それ以外はちゃんとやれてた」と自分に言ってあげる。
💬おまけ:完璧じゃなくていいんです
人って、うまくいかなかったことに敏感な生きもの。
それはあなたが「まじめに向き合っている証拠」でもあります。
でも、ネガティブな情報だけで一日を判断するのは、ちょっともったいない。
心のフィルターに気づけたあなたは、もう一歩やさしくなれる準備ができているはずです。
今日のあなたに、「ちゃんと頑張ってたよ」と伝えたい。