「ストレスでお腹が痛くなる…」それ、過敏性腸症候群かもしれません

「ストレスでお腹が痛くなる…」それ、過敏性腸症候群かもしれません

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学び
「大事な予定の前になると、お腹が痛くなる。」
「電車や会議中、トイレに行けなかったらどうしようと不安になる。」

そんな経験はありませんか?

精神科では、このような悩みを相談されることは少なくありません。

そして実は、私自身も過敏性腸症候群(IBS)です。

今日は、精神科で学んだことと、自分自身の経験も少し交えながら、この病気についてお話ししたいと思います。

過敏性腸症候群(IBS)とは?

過敏性腸症候群とは、内視鏡検査などで大きな異常が見つからないにもかかわらず、
・腹痛
・下痢
・便秘
・お腹の張り
などの症状を繰り返す病気です。

日本では10人に1人ほどいるともいわれ、決して珍しい病気ではありません。

 「脳」と「腸」はつながっています

昔は、
「気のせいじゃない?」
「考えすぎでは?」
と言われることもありました。

しかし現在では、脳と腸がお互いに影響し合う
「脳腸相関(のうちょうそうかん)」
という考え方が広く知られています。

強いストレスや不安を感じると、自律神経を通して腸の動きが変化し、腹痛や下痢、便秘などの症状が現れることがあります。

反対に、腸の状態が悪いと気分やストレスにも影響を与えることが分かっています。

つまり、
心と腸は、思っている以上につながっているのです。

 「気にしすぎ」ではありません

過敏性腸症候群の方は、
「もっと気楽に考えたら?」
と言われてしまうことがあります。

もちろんストレスは関係します。
ですが、それは「気合いで治る」という意味ではありません。

実際に腹痛や下痢などの症状が起こる病気です。

だからこそ、自分を責める必要はありません。

私自身も工夫していること

私も子どもの頃からお腹があまり強くありませんでした。

旅行や長時間移動の前には食事に少し気を付けたり、トイレの場所を確認したり、自分なりの工夫をしています。

最近は、「私は胃腸が弱い人」と決めつけるのではなく、
胃腸が元気に働きやすい環境を整えよう
という気持ちで、睡眠や食事、ストレスとの付き合い方も意識するようになりました。

少しずつでも、自分に合った方法を見つけていくことが大切なのだと感じています。

一人で抱え込まないでください

過敏性腸症候群は、周囲からは分かりにくい病気です。

だからこそ、「理解されない」「また症状が出たらどうしよう」と、一人で悩んでしまう方も少なくありません。

ですが、症状とうまく付き合う方法はあります。

生活習慣を整えること、ストレスとの付き合い方を見直すこと、必要に応じて医療機関で相談すること。

そうした工夫で、症状が和らぐ方も多くいます。

心と腸は、想像以上につながっています。

つらい時は、「気のせい」と我慢せず、どうか一人で抱え込まないでくださいね。

皆様の生活が少しでも快適になるお役に立てますように。
ではまた👋
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