♣︎28 怒りの裏には『いつも“べき”がある』
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学び
「ちょっとイライラしやすくて…」
保育者が小さくそう話した
子どもへの声かけ
職員同士の連携
報告のタイミング
ひとつひとつは小さい
でも忙しい日が続くと気づけば感情が
「なんで今それやるの?」
「なんで報告がないの?」
「なんで時間を見てないの?」
そんな自分にあとから疲れてしまう
保育プランナーは静かにうなずいた
「怒りって悪いものではないんです」
少し意外そうな顔を見て続ける。
「ただ強くなりすぎると
事故や関係の破綻につながります」
「問題になりやすい怒りには特徴があります」
✔ 一度怒ると止まらない
✔ 長く引きずる
✔ 頻度が増える
✔ 攻撃的になる
「でもその怒りの奥にはだいたい“価値観”があります」
“〜するべき”
「例えば」
・報告はすぐするべき
・時間は守るべき
・安全確認は徹底するべき
「これ自体はすごく大事です」
「しかし余裕がなくなると
“べき”が刃みたいになるんです」
保育者が少し黙って考える
プランナーはやわらかく続けた
「なので現場では“1分整理”を使います」
①「『今』私の“べき”は何?」
「まず自分の中を見ます」
②「本当に『今』それが必要?」
「今すぐ強く言う必要があるのか」
「あとで落ち着いて伝えた方がいいのか」
③「言うなら、SBIで短く」
S:状況
B:行動
I:影響
例)
「お散歩前(S)に人数確認が抜けた(B)ので安全が心配になった(I)」
「感情を全部ぶつけなくても伝わります」
最後にプランナーは静かにまとめた
「怒りは“自分が大事にしていること”のサインです
だから消さなくていい」
「でも扱い方は必要です
武器にもなるし
凶器にもなるので」