♣︎31 チームづくりは“目的の共有”から始まる
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「うちの職員は仲は悪くないと思うんです」
保育者がそう話した
挨拶もする
協力もする
大きなトラブルもない
でも…なぜか噛み合わない
ある人は安全を優先する
ある人は子どもの主体性を優先する
ある人は保護者対応を優先する
みんな間違っていない
それなのに
なぜか意見がぶつかる
保育プランナーは静かにうなずいた
「それは仲が悪いわけじゃないんです」
少し笑いながら続けた
「チームに必要なのは“仲良し”より先に“共通目的”なんです」
ホワイトボードに大きく書いた
チームを作る3つの柱
① 共通目的
「私たちは何のために集まっているのか」
例えば
✔ 子どもの安全
✔ 子どもの成長
✔ 安心できる保育環境
「これが言葉になっていないとみんな自分の正しさで動きます」
「でも目的が揃うと考え方が違っても同じ方向を向けるんです」
② 貢献意識
「私は何でチームを支えるのか」
保育プランナーは続ける
「人には得意があります」
・保護者対応が得意な人
・製作が得意な人
・記録が得意な人
・子どもの変化に気づくのが得意な人
「全部できる人を目指さなくていいんです」
「自分の強みで貢献できればいい」
保育者たちが少し安心したようにうなずく
③ コミュニケーション
「そして最後がつながりです」
報告
連絡
相談
「報連相って聞き飽きるくらい聞きますよね」
保育者たちが笑う
「でも本当に大事なのは」
「相談できる空気があるかです」
「困った時に聞ける」
「分からないと言える」
「助けてと言える」
その空気があるだけで
チームは強くなります
最後に保育プランナーはこうまとめた
「良いチームはみんな同じ人ではありません」
「違う人が集まっているから強いんです」
「でもその違いを活かすためには」
共通目的
貢献意識
コミュニケーション
この3つが必要です
少し間を置いてこう続けた
「まずは“私たちは何のために保育をしているのか”を言葉にしてみましょう」
チームづくりはそこから始まる