♣︎32 良いリーダーは“前に立つ人”ではなく“力を引き出す人”

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ビジネス・マーケティング
「何回教えても
なかなかできるようにならなくて…」

主任になった保育者がそう話した

新人に伝えている
見本も見せている
声もかけている

それなのに思うように育たない

すると今度は

「もっとしっかり伝えた方がいいのかな」
「それとも任せた方がいいのかな」
と迷い始める

保育プランナーは静かにうなずいた

「よくある悩みです」

そしてホワイトボードに一言書いた

リーダーの主役は後輩
保育者が少し驚いた顔をする

プランナーは笑いながら続けた

「リーダーが頑張って目立つことじゃないんです」
「後輩が力を発揮できるようにすることが仕事なんです」

そのために必要なのが2つ

診断力
対応力
「まず診断力」

「今この人は何に困っているんだろう?」

・やり方が分からないのか
・自信がないのか
・時間に追われているのか
・不安が強いのか

「ここを見立てないと関わり方を間違えます」

そしてもう1つ

対応力
「見立てたら関わり方を変えるんです」

プランナーは続ける

「リーダーには大きく2つの関わり方があります」

① 支持的行動
“はっきり教える”

・目標を伝える
・役割を明確にする
・やり方を見せる
・細かく確認する

例えば

「今日は人数確認と声出しをセットでやってみよう」
「最初に私がやるから見ててね」
「これは、“まだ経験が少ない人”に必要な関わりです」

② 支援的行動
“気持ちを支える”

・話を聞く
・励ます
・意見を尊重する
・考える手助けをする

例えば

「今一番不安なのはどこ?」
「一緒に整理してみようか」
「これは“やり方は分かっているけど自信がない人”に効果があります」

保育者がうなずく

「確かに同じ言葉を全員に使ってました」

プランナーも笑う

「みんな違いますからね」
「だから大事なのは」

教えるか
ではなく

今その人に何が必要か
なんです

最後にこうまとめた

「リーダーは全部自分でできる人ではありません」
「後輩ができるようになるために関わり方を変えられる人です」

そして少しやわらかく続けた

「教える日があってもいい」
「支える日があってもいい」

大切なのは後輩を主役にすること
リーダーシップは“前に立つ技術”ではなく

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