【現場目線で見た】知らぬ間に外壁がボロボロ・・・

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こんにちは!
おっちゃんです

今日は外壁の劣化!
気にする方は気にするし、気にしない方は外壁は一生ものだと思ってる個所
ですね
でも家ってメンテナンスはどうしても必要なんです
そのメンテナンスの時期を逃したり、メンテンナンス自体を知らない人がこういう事態を招いてしまうんですね
では、なんでメンテナンスが必要なんでしょう?

簡単に言うと、全てのものには色がついていて、その染料自体や上塗りのコーティング材は必ず劣化します
その劣化時期は、その素材と設置場所によって違いますが、必ず劣化時期が来ます
その劣化時期がメンテナンス時期なんです

外壁は特に家の外なので、日照や雨という過酷な環境なので、劣化時期は10年以内です
さて、少々脱線してしまいましたが、本題に入りましょう

外壁の歴史は1970年代中盤から本格的に始まった

なんで歴史から始まるのかというと、素材が問題なんです
窯業(ようぎょう)サイディングという言葉を聞いた事は、多かれ少なかれあると思いますが、主流の素材は木質チップを圧縮したものなんです
厚みにも種類があって、14mm 15mm 16mm 18mmとなっています
簡単に言えば、細かな木のチップをギューって圧縮して、板を再生したもの
なんです(一部セメントを混入して強度を増したものもありました)

前項でもお話しましたが、全てのものは劣化します
ましてや雨風にさらされた外壁は、劣化は早いほうですね
そういった経年劣化のほかに、下記のような要素が加わると、さらに加速は早まります

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木製チップの素材なので、上塗りの染料やコーティング材が落ちてしまうと、下地素材に浸水していって、素材自体が形状保持できなくなります

メンテナンス(塗装工事)と交換、どこが目安?

この記事を読んで自宅が気になったあなたは、外に出て壁を見ています
そういえば家を建てて10年程度になるなぁ~
なんて考えながらぐるっと家を一回り・・・

あれ?北側の壁に緑色の藻が!
藻を触ろうと壁に手をつけたら、白い粉が手に作ぞ?
あれ?白い粉は家の壁全面、擦ったらつく・・・
早速症状を検索したら
もう塗装時期!
早くしないと高額の交換工事をしなければ!
という施工業者さんの広告記事ばかり・・・
不安になったあなたは藻の事も検索します
検索結果は
藻は壁の内部まで浸食して壁そのものをダメにします!
との結果・・・

「まだまだ壁は大丈夫そうなんだけどなぁ・・・」
判断がつかなくまったあなたは、近所に住むパパ友の足場やさんに聞いてみました
「うちは足場やだから詳しい事は分からないけど、外壁張り替え工事の足場もかけるよ」
「塗装工事の足場もかけるけど」
そこで、その壁の違いも聞く事ができました

そこでわかった事は
・外壁に波が出てたら交換工事が多い
(反りが出てまっすぐではない)
・足場を固定する為に壁につっかえ棒をする時があるが、簡単に割れてしまった(衝撃に弱くなっていて強度がなくなっている
・色付きでまだまだ大丈夫だと思う壁でも、押したらぺこぺこした
 (内部からの浸水により強度をなくした
という事です
そしてあなたはこういう結論に達しました

外壁の塗装と交換の目安とは

外壁に強度がなくなり、押すとぺこぺこする場合、そこの部分を交換する
外壁がまっすぐではなく波打っていて、隙間が出ている時はその部分を交換

その他の部分は塗装の前に下地を補強する溶剤を塗布した後、染料とコーティング材を塗布する

この結論は私たちも使う判断基準です

私たちが現場目線で判断する基準は、上記に加えて
サイディングの厚みも考慮しながら強度を判断します
強度がもしあって波うちもなかったとしても、本体の厚みによって強度再生の溶剤塗布の種類や分量目安が違ってくるからです

でも基本的な考え方は正しかったという事で、あなたは自宅の壁を的確な方法で工事する事が出来ました
そして相見積もりを取るのに一番意見の合意した施工店さんに工事を依頼しました

ここではあえて塗料の素材、アクリル、ウレタン、シリコン、セラミック等という素材の違いを紹介しません
あくまでサイディングの素材によってあなたが施工店さんと判断するものだからです
その時のあなたの経済状況により判断すれば、塗布する材料により平均耐久年数まではまた安心する事ができるからです
結論は、目安の基準をあなたがしっかり持っていれば大きな損害にはならない、そしてメンテナンスという家に対する項目があるという事を忘れないでいてください
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