給与を上げたら応募が増えた会社と、増えなかった会社の違い

給与を上げたら応募が増えた会社と、増えなかった会社の違い

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ビジネス・マーケティング
「給与、業界より上げたのに応募が増えないんです」というご相談、実はよくいただきます。時給を50円上げたり、月給を1万円上げたり、それなりに予算をかけて改善したのに、結果が変わらない。逆に、給与はそのままなのに応募数が伸びる会社もあります。この差、何だと思いますか。

なぜ給与を上げても応募が増えないのか

求職者が求人票を見るとき、給与はもちろん見ますが、それだけで「応募する・しない」を決めているわけではありません。特に中小企業の求人票を年間何百件と見てきて感じるのは、応募者は給与額の前に「この会社、ちゃんとしてるかな」を無意識にチェックしているということです。給与だけ良くても、その周辺の情報が薄いと、逆に「なぜこの給与なのに人が集まらないんだろう」と不安に思われることさえあります。

給与額より見られている、求人票の3つのポイント

- 休日の書き方:「年間休日120日」だけでなく、土日休みか、シフトかまで書く
- 1日の仕事の流れ:朝出社してから帰るまでの具体的な流れが1つでもあると信頼度が上がる
- 入社後のギャップになりやすい情報:残業の有無、繁忙期、車通勤の可否など、面接で聞かれる前に書く

給与額を目立たせるより、この3つを整えるほうが応募の伸びに直結するケースが多いです。

給与額を変えずに応募が2倍になった製造業の求人票

以前担当した製造業の会社では、時給は近隣の同業と同じくらいでした。ただ、求人票には「年間休日カレンダーあり」「土日祝休み」「残業は月10時間程度(繁忙期は3月・9月)」と具体的に書き込みました。さらに1日の流れを5行ほど追加。給与額は一切変えていません。それだけで応募数がおよそ2倍になりました。応募者に理由を聞くと「他社は給与が良くても休みの書き方が曖昧で不安だった」という声が複数ありました。給与額は比較材料の1つに過ぎず、その周辺情報の透明さで安心感を作れるかどうかが、応募の分かれ道になっていたのです。

給与を見直す前に、求人票の周辺情報が整っているか確認してみると、意外なところに改善の余地が見つかるかもしれません。「自社の場合はどうだろう?」と思ったら、お気軽にメッセージください。


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