「求人票、最後まで読まれてますか?」と聞いて絶句された話

「求人票、最後まで読まれてますか?」と聞いて絶句された話

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ビジネス・マーケティング
「求人票、ちゃんと作り込んだんです。仕事内容も丁寧に書いたし、写真も入れました」

そう話してくれた総務担当の方に、私はひとつだけ聞きました。「求人票、最後の行まで読まれてる自信ありますか?」。答えは「…わからないです」でした。

求職者は求人票を最初から最後まで読んでいない

これが今回お伝えしたい現実です。求職者は忙しい合間にスマホで求人を見ています。1件あたりの閲覧時間は数十秒ということも珍しくありません。つまり、どんなに丁寧に書いても「全部読んでもらえる前提」で作ると、伝えたいことが伝わらないまま離脱されてしまいます。

求職者が実際に見ているポイントはここ

求人票を隅々まで読む人はほとんどいません。実際に見られているのは次のような箇所です。

- タイトル(職種名の後ろに何が書いてあるか)
- 給与欄の具体的な金額(範囲より下限が見られる)
- 勤務時間・休日(特に「週休2日」の中身)
- 一番上の写真(職場の雰囲気が一瞬で伝わるか)
- 仕事内容の最初の2〜3行

逆に、企業理念や沿革、丁寧な挨拶文などは、ほぼ読み飛ばされているのが実感値です。

今日から変えられる3つのポイント

- タイトルに「給与」か「特徴」を1つ入れる(例:「未経験OK/月給25万円〜」)
- 給与欄は「〜」の範囲だけでなく下限額をはっきり書く
- 仕事内容の冒頭2行に「1日の流れ」がイメージできる文章を置く
- 写真は職場全体より「働いている人の表情」が伝わるものを選ぶ
- 読まれない前提で、伝えたいことは上から順に並べる

「読まれる順番」を意識しただけで応募が変わった会社の話

これまで担当した企業で、まさにこの「読まれる順番」を意識しただけで応募数が変わったケースがあります。ある会社は、仕事内容の説明を後半にまとめて丁寧に書いていました。ただ、求人票の上部は会社の理念説明で埋まっていて、肝心の仕事内容にたどり着く前に離脱されている可能性が高い状態でした。

そこで、理念部分を最小限にして、上から「給与→仕事内容の具体例→1日の流れ」の順に組み替えただけで、翌週から応募数が増えました。書いてある内容は変えていません。「順番」を変えただけです。

求人票は「全部読んでもらう資料」ではなく「最初の数行で興味を持ってもらうための入口」だと考えると、書き方は大きく変わってきます。

応募が来ない原因は、媒体ではなく求人票の「見られ方」にあるケースも少なくありません。「自社の場合はどうだろう?」と思ったら、お気軽にメッセージください。


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