何十年も経って気づいた、あの恋の別れの理由

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皆さんは、

「もしあの人と結婚していたら、今の人生は違っていたのかもしれない」

そんなふうに思うことはありませんか。

私にも、何十年も経ってから、
やっと別れの理由に気づいた恋があります。


楽しい恋の始まり


私が26歳くらいの頃、
友達の紹介で、
6歳年下の男性と出会いました。

少し頼りなさそうで、細身の若い人でしたが、
実は国立大学の医学部生でした。

「これで、私も玉の輿だわ」

そんなふうに思って、
私はすっかり有頂天になっていました。

家庭的な女性だと思われたくて、

私は彼の部屋に通い、
手料理を作るようになりました。

カレーやシチューはもちろん、
豚汁を作ったり、さんまを焼いたりもしました。

(今思うと、部屋で魚を焼かれるのは、
少し迷惑だったかもしれませんが・笑)

一緒に過ごす時間はどんどん増えていき、
私たちは、ますます仲良くなっていきました。


彼の故郷を旅した思い出


そしてある日、彼が言ったのです。

「君と、僕の故郷に行きたい」

さらに、

「母に会ってほしい」

とまで言ってくれました。

「これはもう、結婚だ」

そう思って、また私は舞い上がりました。

車で彼の故郷へ向かう途中、
私はサンドイッチを手作りしていきました。

旅行はとても楽しくて、
あちこち観光しながら数泊し、

まるで新婚旅行のような気分でした。

彼の実家では、

緊張しながらも、
何度も練習した挨拶を伝えました。

「初めまして。〇〇と申します。
〇〇君とは仲良くさせていただいています」

するとお母さんは、

「いつもお世話になっています。
これからもよろしくね」

と優しく言ってくれました。

「やった。これで結婚確定だ」

今思えば、かなり単純ですが、
当時の私は本気でそう思っていました。

楽しい時間を過ごし、
たくさんのお土産を抱えて帰宅しました。

彼の思いがけない言葉


でも、その数日後。

思いもよらない言葉を、
彼の口から聞くことになります。

「僕、君のこと、好きじゃないかもしれない」

その一言で、

それまで積み上げてきたものが、
一瞬で崩れてしまった気がしました。

「どうして?」
「こんなに仲がいいのに?」
「今さら?」

頭の中は真っ白になり、

気がついたら私は、
彼の部屋を飛び出していました。

「さよなら」も言えないまま。

それが、私たちの最後でした。

今になって思えば、

あの時、
泣いたり感情的になるのではなく、

ただ一言、

「これからの人生の参考に、
私のどこがいけなかったのか教えて」

そう聞けばよかったのだと思います。

たとえその恋が終わったとしても、

そこから学んで、
次の幸せにつなげることはできたはずです。

でも私は、

その出来事をなかったことにするように、
記憶の奥に押し込めてしまいました。


思いがけないところで再会した彼と私


それから何十年か経ち、

私は乳がんで入院し、
彼が通っていた大学病院に入ることになりました。

ある日、売店の近くのエレベーターホールで、

彼の姿を見かけました。

彼は、こちらをじっと見ていました。

でも私は、

気づかないふりをして、
そのまま病室へ戻りました。

それが、本当の意味での「最後」でした。


何十年も経って、理解できた別れの理由


そしてさらに年月が流れ、

ふと、あの別れの理由が
わかったような気がしたのです。

あくまで想像ですが、

私は料理をしても、
後片付けをしていませんでした。

彼の部屋を飛び出したあの日、

シンクに溜まったままの洗い物を、
私は横目で見ていました。

最初は彼が片付けてくれていたのかもしれません。

でも、それが続くうちに、

きっと負担になっていったのでしょう。

私は、

「家庭的に見せること」ばかりに気を取られて、

「生活を回すこと」を
ちゃんとできていなかったのです。

彼はきっと、

そんな私との未来を、
現実として見てしまったのかもしれません。

料理の後片付けに限らず、

掃除や洗濯など、

生活を回していく力は、

思っている以上に、
相手に伝わるものなのかもしれません。

あの時の私は、

その大切さを、
まだちゃんと理解していなかったのだと思います。

もし今、

相手の気持ちがわからなくて悩んでいる方がいるなら、

その違和感を、

少しだけ、見つめてみてもいいのかもしれません。

この恋に贈る言葉

■タロット

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あの恋を、タロットで改めて見つめてみました。

すると、そこには、少しだけ切ないけれど、
とてもはっきりとしたメッセージが出ていました。

あの頃の私は、

「ペンタクルのキング(逆)」でした。

現実的な安定や、生活を支える力が、
まだ整っていなかった状態。

でも私は、それに気づかないまま、

「ちゃんとしている自分」を演じようとしていたのかもしれません。

彼の気持ちを表すカードは、

「カップのナイト(逆)」でした。

優しさや愛情はあった。

でもそれは、少しずつ冷めていくような、

現実とのズレを感じ始めている状態。

そして、この関係の本質として出たのが、

「審判」のカード。

この恋は、

ただ終わったのではなく、

「気づくために起きた出来事」だったのかもしれません。

さらに、

「ソードのエース」

これは、とてもはっきりとした答え。

“真実に気づくこと”

あの恋の別れには、

ちゃんとした理由があったということ。

そしてそれを、

今の私は、やっと受け取れるようになったのです。

「法王(逆)」は、

常識や役割から外れていたことを示していました。

私は、

“家庭的な女性”という形だけをなぞって、

本質を見ていなかったのかもしれません。

料理をすることではなく、

生活を回すこと。

そこが、すれ違っていた。

そして最後に出たのが、

「カップのクイーン」

このカードを見たとき、

私は少しだけ救われた気持ちになりました。

あの頃の私は未熟だったかもしれない。

でも、

愛する気持ちは、本物だった。

そして今の私は、

あの時よりも、

ずっと深く人を思えるようになっている。

この恋は、

間違いだったのではなく、

“私を育てるための恋”だったのだと思います。

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