民泊業界の歴史を振り返る——ジェットコースターの12年、現場にいた私が振り返ります。

記事
マネー・副業

【民泊12年の歴史】
▍2014年
Airbnb、日本上陸
Airbnbが日本市場でサービスを開始。当時は「民泊」という言葉自体、ほとんど知られていませんでした。

▍2015年
グレー民泊、密かに広まる
法的な位置づけが曖昧なまま、物件数が静かに増え始めます。「とにかく出せば稼げる」という時代の入口でした。
当時は法律の解釈が人によってバラバラで、誰も正解を知らない状態でした

▍2016年
第一次民泊バブル
インバウンド需要の急増とともに、民泊が一気に注目を集めます。稼働率・単価ともに高く、参入者が急増しました。
「出せば稼げる」が本当だった時代。今では信じられないほどの利回りでした

▍2017年
物件数急増、市場が飽和し始める
参入者が増えすぎて競争が激化。稼げる物件と稼げない物件の差が少しずつ出始めました。

▍2018年
住宅宿泊事業法(民泊新法)施行——多くの物件が撤退
6月の法施行により、許可なく営業していた物件が一斉に撤退。市場が大幅に縮小しました。
一夜にして物件数が激減した感覚でした。業界全体が震えていました

▍2019年
法整備後の安定期——第二次バブルへ
合法的に運営できる環境が整い、市場が再び拡大。2020年の東京オリンピックに向けて需要増加への期待が高まりました。
「やっと正規のビジネスとして語れる」と業界全体が前向きになっていた時期です

▍2020年
コロナ禍——インバウンド99%減
新型コロナウイルスの影響で訪日外国人がほぼゼロに。緊急事態宣言も重なり、多くの物件が機能停止状態に陥りました。
(手厚い補助金を活用して、何とか耐えたれた民泊オーナーもいました)

▍2021〜2022年
大量撤退の時代
耐えきれなくなった事業者が相次いで撤退。一方で、生き残った物件は国内需要を取り込み、静かに力をつけていきました。
(この時期に逆張りで物件購入された方は成功している方が多いです)

▍2023年
市場の回復
インバウンドが戻り始め、稼働率・単価ともに上昇。生き残った物件が恩恵を受けました。

▍2024年
第三次バブル
円安効果もあり、インバウンド需要が爆発。民泊への新規参入が再び急増しました。
「また稼げる時代が来た」という空気でしたが、市場の質も同時に求められるようになっていました

▍2025年
物件数が急増
参入者がさらに増加。物件数は過去最多水準に達し、競争が本格化し始めました。

▍2026年
二極化の時代へ
「出せば稼げる」時代は完全に終わりました。立地・インテリア・価格設定・運営クオリティ、すべてのレベルが上がっています。バランスの取れた物件だけが生き残り、中途半端な物件は苦しくなっています。

一昔前の感覚で参入すると、痛い目を見る可能性が高いのが現状です。

大阪の特区民泊も騒音やゴミ問題などのトラブル多発を受け、新規受付を停止しました。(万博が終わり急に手のひら返し)


【この業界で学んだこと】
振り返ると、本当にジェットコースターでした。バブルがあれば規制が来て、コロナで底まで落ちて、また戻ってくる。その繰り返しです。

ただ、どの局面でも「生き残る物件」には共通点がありました。流行に乗るだけでなく基本をしっかり押さえていること。ゲストに誠実に向き合っていること。そして変化に対応できる柔軟さを持っていること。


【最後に】
民泊業界は今後も変化し続けます。規制・規制緩和・為替・国際情勢・観光政策・新しいプラットフォームの登場——AI時代で何が起きるかはわかりません。

だからこそ、「流れを読む力」と「基本を押さえた運営」が、これからの時代にはより重要になります。

これから参入を考えている方は、ぜひ一度ご相談ください。今の市場で何が求められているか、現場感覚でお伝えします。
サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す ココナラコンテンツマーケット ノウハウ記事・テンプレート・デザイン素材はこちら