互いを良く観て「よさ」を伝えあい、表現の質を高めていくことは子どもたちが自分の「つよみ」を意識することにつながります。そしてこれは「表現運動」だけでなく、さまざまな教育活動に広げることができると感じたのです。
学校の教育活動全般で、このアプローチが用いることができたら、
学校を「つよみに気づいて伝え合う習慣が身につく場所」にすることができるのです。
そうすれば日常的に、当たり前のカリキュラムを受けているだけで「生きる力」の涵養のひとつの要素である「自己有用感・自己効力感」ひいては「自己肯定感」の獲得までつなげられる環境をつくることができるのです。
必要なことは「子どもは未来のおとな」であるという私たち「今のおとな」の意識だけです。
特別なプログラムを追加することなく広い意味での「キャリア教育」を実践することができるのです。
「ききわけの良い、素直な子」の育成を目的とする時代は終わりです。変化の幅、速度ともに大きく予測が困難な時代を生きる「未来のおとな」たちには「判断・行動・協働する子」の育成という教育観が不可欠なのです。