ココナラ電話相談サービスを出品している、たっくんです。
私は大阪府在住の鉄道・地理マニアで、普段から鉄道路線に乗って、様々な駅や街を訪れています。
この記事では、仁川駅(阪急今津線/兵庫県宝塚市)を紹介します。
※写真や文章は準備でき次第、更新します!
写真が少なめだから、また機会があれば行きたいな~(;'∀')
【仁川駅の概要】阪神競馬場へ直結!関西学院大学上ヶ原キャンパスへのアクセス駅
仁川(にがわ)駅は兵庫県宝塚市に位置する、阪急今津線の駅です。
阪神競馬場の最寄り駅で、仁川駅と阪神競馬場を結ぶ地下通路が設置されています。また仁川学院・関西学院大学西宮上ヶ原キャンパスへの最寄り駅で、生徒・学生利用も多いです。
仁川駅東口にはロータリーが整備されており路線バス・タクシーが乗り入れるほか、コープ・飲食店・多目的ホールなどが入居する「さらら仁川」があります。阪急の駅前らしい、落ち着いた景観です。
仁川駅は宝塚市の南端に位置しており、西宮北口方面に向かって仁川を渡ると西宮市に入ります。
【駅構内】競馬開催時の混雑緩和のため臨時改札あり
仁川駅は阪神競馬場の最寄り駅です。競馬開催日の混雑緩和対策のため臨時改札が設置されています。
1号線(宝塚方面/写真左)側に西改札口、2号線(西宮北口方面/写真右)側に東改札口が設置されており、お互いのホームは地下通路で接続しています。
基本的に今津線(北)は宝塚~西宮北口の運行で、大阪梅田・神戸三宮方面は西宮北口で乗り換えです。平日朝のみ神戸線直通の準急・大阪梅田行きが運行されています。
駅名標。
阪急今津線って、神戸線の支線的な扱いながら、全線にわたって乗客が多くて、車両がちょっと古めで、いい味出している路線ですよね(伝われ)
【仁川駅周辺の歴史】川西航空機宝塚製作所から阪神競馬場へ。阪急沿線の住宅地。
↑現在の仁川駅周辺の標準地図(出典:国土地理院ウェブサイト)
阪神競馬場の場所には、1940年代まで川西航空機宝塚製作所がありました。
川西航空機は日本毛織(ニッケ)の創業者である川西清兵衛により1920年に設立。日本海軍との結びつきが強かったことから戦闘機の開発を行っており、現在の阪神競馬場の場所に宝塚製作所が設けられました。
一方で、武庫郡鳴尾村(現在の西宮市)には阪神競馬場がありましたが、日本海軍より川西航空機の戦闘機を試験飛行する軍事施設として転用させることになり、1944年(昭和19年)に阪神競馬場は逆瀬川へ移転します。
戦争末期に川西航空機宝塚製作所は米軍による空襲で壊滅的な被害を受け、しばらく放置されていましたが、
逆瀬川の用地を手狭に感じていた阪神競馬場は、川西航空機宝塚製作所跡地の払い下げを受けることになり、1949年に阪神競馬場が逆瀬川から仁川に移転しました。
↑1940年代の仁川駅周辺の航空写真(出典:国土地理院ウェブサイト)
古くから阪急沿線は住宅地として人気でした。昭和前期には現在の仁川緑ガ丘などの地域は住宅地が造成されていたようです。航空写真を見た感じですと、仁川沿いと仁川高台・仁川月見ガ丘などの地域は、1940年代にはすでに住宅地が造成されているように見えます。
↑1960年代の仁川駅周辺の航空写真(出典:国土地理院ウェブサイト)
航空写真を見た感じ、1960年代以降は山の斜面を切り崩して、現在の仁川台・仁川高丸などの住宅地が造成途中のように見えます。
↑2012年の仁川駅周辺の航空写真(出典:国土地理院ウェブサイト)
【宝塚市と西宮市の境界】武庫川支流の仁川
仁川駅の南側を流れる仁川は武庫川の支流です。仁川を下流方向に約1.7㎞進んだ報徳学園付近で武庫川に合流します。
仁川を境に、南側(写真左方向)は西宮市、北側(写真右方向)は宝塚市で、仁川が自治体の境界となっています。
【駅周辺/東口】路線バスが乗り入れるロータリー。兵庫県道337号線が通る。
仁川駅東口にはロータリーが整備されており、阪急バスが乗り入れています。
仁川駅の東側を県道337号線が通っています。
県道337号線を北に進むと阪神競馬場です。
【路線バス】仁川台・宝塚市役所前・JR甲子園口方面の阪急バスが乗り入れ
仁川高丸・仁川台・宝塚市役所前経由阪急逆瀬川駅・JR甲子園口方面へ向かう阪急バスが乗りいれます。マイクロバス車両が走っているのですね。
【コープ・多目的ホールなどが入居】さらら仁川
仁川駅東口ロータリーの南側に「さらら仁川南館」、北側に「さらら仁川北館」が建っています。
さらら仁川南館には、低層階にコープ・ローソン・池田泉州銀行などが入居し、高層階はマンションとなっています。
さらら仁川北館には学習塾・医院・宝塚市仁川駅前サービスステーション・多目的ホール・会議室などが入居。
高層階はマンションとなっています。
【日本最長の右回り競馬場】阪神競馬場
川西航空機宝塚製作所跡地の払い下げを受けて、1949年(昭和24年)に開場しました。
2006年に大規模コース改修が行われ、右回り競馬場としては日本最長1周距離となりました。
仁川駅と阪神競馬場を結ぶ地下通路が設置されており、競馬開催日は地下通路が通行可能となります。
【駅周辺/西口】閑静な住宅街。仁川沿いは関西学院大学への通学ルート
阪急タクシーのりば。
仁川駅西口は閑静な住宅街という雰囲気です。
関西学院大学西宮上ヶ原キャンパスへ向かう学生は、仁川沿いを上流方向へ進みます。
仁川沿いにダイソーとマツモトキヨシがあります。
【キリスト教の教育方針】仁川学院中学校・高等学校
※写真準備中
ポーランド宣教師により開学した学校で、キリスト教を重んじる校風が特徴です。
【登録有形文化財の時計台】関西学院大学西宮上ヶ原キャンパス
※編集中
【阪神淡路大震災の地すべり被害を伝える】仁川百合野町地すべり資料館
※写真準備中
1995年1月17日の阪神淡路大震災の際、西宮市甲山で大規模な地滑りが発生し、仁川百合野町・仁川6丁目で家屋が押しつぶされました。
仁川百合野町(にがわゆりのちょう)地すべり資料館はこの時の被害状況や災害を恐ろしさを伝える施設です。
兵庫県立甲山森林公園
※編集中