🌿60歳から、もう一度“私の人生”を始めた話【第3話】副業に挑戦したけれど──お金も心もギリギリだった日々

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コラム
娘のひとことで、
私は「もう一度やってみよう」と思えた。

でも、そこから始まったカウンセラーへの道は、
想像以上に苦しく、孤独な挑戦でした。

「このままでは終われない」

半年間の抜け殻のような日々を経て、
私はようやく動き出しました。

目指したのは、
「カウンセラーになる」という道。

誰かの心に寄り添う仕事を、自分の“これから”
として歩んでみたかったんです。

でも、
現実はきれいごとだけじゃありませんでした。

本業のない副業というのは、
想像以上にしんどいものでした。

60歳。

定年で退職したわけではなく、突然の解雇。

再就職も考えましたが、
心も体も疲れきっていて、
すぐに働き出す気力はありませんでした。

それでも、
「もう一度、社会と関わりたい」
「誰かの役に立てる自分でいたい」
そう思って、少しずつ情報を集め始めました。

でも、実は最初のころ、

私は「何をめざせばいいのか」さえ、
わかりませんでした。

どこに向かっていいのか、見当もつかなくて──

そんなときに、娘が言ってくれたのです。

「お母さんが今まで経験してきたことは、
無駄じゃないよ。
その経験を、悩んでる人たちのために使ったら?
私は、
お母さんがカウンセラーになるのがいいと思う。」

その言葉に、私はハッとしました。

私の人生にも、意味がある。

誰かの苦しみに、寄り添えるだけの時間を
、私は生きてきたんだ──

そう思えたのは、
あのときが初めてだったかもしれません。

そして私は、
カウンセラーを目指すことに決めたのです。

資格や経験がすぐに求められる世界。

いくつかの講座を受講し、コミュニティに参加し
出会った人に教わりながら、
自分なりに前へ進もうとしました。

でも─現実は、そんなに甘くありませんでした。

勉強にもお金がかかる。

講座費用、教材、講師との面談、
そしてコミュニティの月額費。

気づけば、想像以上に出費が増えていました。

それでも
「今は投資だ」と自分に言い聞かせていたけれど
その裏では、家計簿を開くたびにため息が出て、
不安で眠れない夜も少なくありませんでした。

何よりつらかったのは、
周囲に「副業として始めた」という人が
たくさんいることでした。

彼らは、本業の収入があるからこそ、
心にもお金にも余裕がある。

「副業がうまくいかなくても大丈夫」
という“逃げ場”を持っている。

でも私には、それがなかった。

「ここで結果を出さないと、
生活が立ち行かないかもしれない」

そんなプレッシャーの中でのスタートは、
正直、とても苦しかったのです。

「どうして私だけ、
こんな苦労をしなきゃいけないんだろう」

そんなふうに思ってしまうこともありました。

嫉妬や羨望、焦りや自己嫌悪……

カウンセラーを目指していながら、
自分の心がどんどん荒れていくのを
感じていました。

次回からは、少しだけ深く、
私の心の内や学びを書いていきます。



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