🌿60歳から、もう一度“私の人生”を始めた話「経験が少ない私だからこそ」──ただ“聴くこと”を大切にしています

🌿60歳から、もう一度“私の人生”を始めた話「経験が少ない私だからこそ」──ただ“聴くこと”を大切にしています

記事
コラム
「話すこと」は、実はとても勇気がいる。
経験が少なくても、聴く力はきっと人を支える──
そんな想いを胸に、私は今、
できることを大切にしています。
人の心にそっと寄り添うために、
まず“耳を傾ける”ことから始めてみよう
と思えた日々の記録です。
「まだ経験がないから、私なんて…」
そうやって、
心のどこかで自分を小さくしてしまうことは
ありませんか?
でも、“話をちゃんと聴くこと”は、
経験よりも何よりも、
人の心を支える力になるのだと、
私は信じています。
カウンセラーとしての実績は、
まだほとんどありません。
それでも、私にはひとつだけ、
大切にしていることがあります。
それは、相手の話を最後まで聴くこと。
それだけは、誰にも負けないつもりでいます。
たくさんの知識があるわけでも、
深い心理分析ができるわけでもありません。
でも、
私にはずっと心に決めていることがあります。
それは、「まず、しっかり話を聴くこと」
私は、これまでの人生で
たくさん我慢してきました。
自分の話を途中で遮られたり、
「そんなこと気にしすぎよ」と笑われたり、
本当の思いを口に出せず、
飲み込んでしまったことが何度もあります。
だからこそ
「話すこと」って、
実はとても勇気がいることだって思うんです。
目の前で話してくれているその人が、
たくさんの不安や迷いを抱えながら、
それでも「話してみよう」と決意してくれた。
私は、その勇気を
決して軽く受けとめたくない。
言葉にするのが得意な人ばかりではありません。
気持ちをうまく伝えられずに、
何度も言い直したり、
途中で黙ってしまう人もいます。
でも、その沈黙さえも、
私にとっては大切な時間です。
話してくれている、というよりも、
「心の中を見せてくれている」──
私は、そんなふうに感じます。
その勇気を、私はちゃんと受けとめたい。
「わかろうとすること」を何より大切にしたい。
そう強く思っています。
「こうすればいい」「こう考えれば楽になる」と、
すぐアドバイスしたくなる気持ちがわいてくる
ことも時にはあります。
でもそれをぐっとこらえて、
相手の中にある想いがゆっくり出てくるのを、
私はじっと待ちます。
“まだ何もできていない”のではなく、
“いま、こうして耳を傾けていること”そのものが─
すでに、誰かを支えているのかもしれない。
そう思えるようになってから、
私は自分を少しだけ許せるようになりました。
できないことに目を向けるより、
今できることを、丁寧に続けていこう。
少しずつ、自分の輪郭を取り戻してきた今。
私が目指しているのは、
誰かを変える“すごいセッション”じゃなくて──
そっと隣に寄り添うような、
あたたかな関わり方です。









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