前回、正社員面接で刺さる志望動機10ステップについてお話しました。
今回は、自己分析について詳しくお伝えします。
自己分析は志望動機を決める際の基本ステップです。自己分析をステップに分けて具体的に理解して、自分らしい志望動機を作りましょう。
【ステップ1 自分自身の振り返り】
自己分析の第一歩は、自分自身について振り返ることです。
次の質問に順番に考え、書いてみましょう。
① 自分の得意なことは何か?
② 自分の弱点や成長の余地は何か?
③ 何に興味があるか?
④ どのような価値観を持っているか?
【ステップ2 スキルと経験の整理】
次に、自分のスキルと経験を整理しましょう。
次のリストを作成して、自分の強みや経験を把握します。
① 学歴と資格
② アルバイトやボランティア経験
③ 趣味や特技
④ 言語スキル
⑤ ソフトスキル(コミュニケーション、リーダーシップ、問題解決など)
【ステップ3 目標の設定】
次に、自己分析を通じて明確なキャリア目標を設定します。
次の質問に答えることで目標を明確にできます。
① 5年後、10年後にどのような仕事をしていたいか?
② あなたの最も大事なものと目標はどう結びついているか?
【ステップ4 興味と情熱の特定】
志望動機はあなたの興味と情熱が根底にあります。
自分が何に興味を持ち、情熱を燃やすのかを明確に特定しましょう。
次の質問を考えます。
① どのような活動や仕事に時間を費やすと楽しいと感じるか?
② 何に対して情熱(仕事以外でも構いません)を抱いているか?
【ステップ5 スワット分析を実施】
企業や事業の現状分析をするときなどに使うフレームワーク、SWOT分析(Strengths, Weaknesses, Opportunities, Threats)を用いて、自分自身を評価しましょう。
強み(Strengths): 自分のスキルや強みを挙げ、それをどのように活かせるかを考える。
弱み(Weaknesses): 自己改善が必要な領域を特定し、それに対する対策を考える。
機会(Opportunities): 今後の成長につながる機会を探し、それを活用する方法を考える。
脅威(Threats): 成長やキャリア目標に影響を及ぼす要因を識別し、対策を考える。
【ステップ6 フィードバックを受ける】
自己分析の最後に、友人、家族、その他の信頼できる人からフィードバックを受けましょう。他の人の視点から自分自身を理解し、志望動機を洗練させる手助けになります。
【ステップ7 総括と志望動機の明確化】
最終的に、自己分析の結果を総括し、志望動機を明確化します。自分の強み、興味、目標を基に、志望動機を簡潔にまとめましょう。
自己分析を通じて、自分自身を理解し、志望動機を見つけることができます。自分自身を知ることで、面接で自信を持って志望動機を話せるようなります。
自己分析を行い、志望動機を明確にする際に役立つステップを実践してみてください。
【次回】
ステップで説明しましたがいざ書くとなるとペンが進まないかと思います。
次回は、具体的な事例を通じて、営業職正社員希望の一人の人物に対する自己分析のステップを説明したいと思います。