廉清生織のブログの部屋へようこそ
街はイルミネーションに飾られて
いよいよクリスマスから年末ムード
皆さんはいかがお過ごしでしょうか?
クリスマスって聞いただけでわくわくする
っていう人も多いと思うのですが・・・
本当の意味を知らない人もいるのでは?
クリスマスはもともとあくまでもイエスの
「降誕を記念する祭日」と位置付けられている
のであって聖書にはイエスの誕生日を記述する
内容が存在しないことから「イエス・キリスト
の誕生日」とされているわけではないのです
イエス・キリストが降誕した日がいつなのかに
ついてあたるのかということは古代から
キリスト教内でも様々な説があるのです
本来のクリスマスの意味を知って素敵な日を
過ごしてみませんか?
ヨーロッパや北米ではクリスマスは基本的に
自宅で家族と一緒に過ごしています
英国や米国ではクリスマスの前からアドベント日に
合わせて一緒にクリスマスリースやツリーなどの
飾り付けを家や教会に共同作業を行い喜び合い
分かち合うことを目的としています
そしてクリスマスの当日には家庭料理を味わうのが
一般的であり...あえて外出するのはクリスマス
あるいはクリスマス・イヴのミサ/礼拝/奉神礼に
参祷するため教会に行くくらいであるそうです
キリスト教圏の中でもカトリック教会の影響の強い
イタリア・フランス・スペイン・ポーランドなどでは
クリスマス(降誕節)は教会暦どおりクリスマス・イヴ
(12月24日の晩)に始まり、1月6日の公現祭(エピファ
ニア)に終わります
クリスマスの飾り付けは12月23日頃に行います
24日はクリスマス・イヴとして夜を祝います
大人たちは12月初旬からクリスマスにかけて愛情を
込めた言葉を記したクリスマスカードを郵送しあいます
子供達がクリスマスプレゼントを貰うのは東方の三博士が
幼子イエスを訪ねて贈り物を献げたことを記念する公現祭
(エピファニー)にあやかって1月6日である場合も多いの
だそうです
クリスマスの飾り付けはエピファニーを過ぎてから
取り払われるのが一般的なのだそうです
オーストラリアや南米などの南半球全般ではクリスマスは
真夏となるため屋外やプールなどでクリスマスパーティー
が開催されることもあるそうです
イギリスやイギリス連邦諸国では12月26日に使用人や
配達人にプレゼントを渡すボクシング・デーがあり1月
6日までをクリスマス期間ともしています
イギリスではサンタクロース(Santa Claus、Father
Christmasとも)が12月25日にプレゼントを持って来る
とされています
クリスマスの日には台所周辺にヤドリギが飾られます
19世紀のイギリスを中心にヤドリギの下に偶然女性が
立った場合その女性にキスをしてもよいとする習慣が
あったのだとか・・・
イタリアのほとんどの地域ではプレゼントを持って来る
のは魔女のベファーナとされています
北欧ではクリスマスは「ユール」と呼ばれワラで作った
山羊を飾って天使がプレゼントを持ってくると信じられ
独自の習慣が見られます
国々によって様々な風習が見られるクリスマス
日本とはかなり習慣が違うのが見えたのでは
ないでしょうか?
クリスマスツリーの習慣は中世ドイツの神秘劇で
アダムとイヴの失楽園物語を演じた際に使用された
樹木に由来してモミの木や松などの常緑樹となり
またクリスマスツリーに飾りつけやイルミネー
ションを施す風習は19世紀以降のアメリカ合衆国で
始まったものであるそうです
イギリスやアメリカなどのクリスマスではサンタクロースが
強調されるのですがこの原型はオランダの民間伝承の
「シンタクラース」またさらに遡ると古代アナトリアに
実在した聖人・ミラのニコラオスだと考えられています
日本人男女を対象とした2006年(平成18年)の統計調査によると
クリスマスは誰と過ごすか?との質問に対し「家族」との答えが
約6割と圧倒的多数を占めまたクリスマスの過ごし方は「家で
のんびりする」が群を抜いて1位(66%)となるなど日本人が
クリスマスを家庭で過ごす傾向が明らかになりました
家族でのんびり楽しい時間を過ごしてくださいね♪♪
普段は照れくさくて言えないこともカードにして伝えてみては
いかがでしょうか?
皆さんが笑顔で元気に過ごせるよう見守っております