前回は、アルファベット「hr」と複数の高いビルのイラストとを融合した「高」という文字がユニークな特徴である未来の「高層ビル(高層建築物)」の地図記号について紹介しました。
次は、旅行やビジネスなどの目的で一時的に自動車を借りて自分で運転する有料サービスのこと「レンタカー」の地図記号について紹介します。
国土地理院が公開している従来の記号はありませんでしたが、調べてみると案内図や標識みたいな記号はありました。
英語表記「Rental car」から取った「R」という一文字が書かれたもの、またはレンタカーで使う鍵のイメージ、それと、正面から見た車をセットで記号化した印象でした。
これらに対し、私は以下のような疑問が湧きました。
「『R』が何なのか理解できていない人にとっては『駐車場』と区別できないのでは?」
「『レンタカー』は外国人も利用するため、外国人に理解しやすい、覚えやすいほどインパクトある記号を出した方がいいのでは?」
「国内外の旅行客でも『レンタカー』を利用するのに、なぜ未だに地図記号化されていないのか?」
「マイカー(自家用車)を持たない層が増えていることから、『レンタカー』の利用者数が増加し、市場規模も成長しているのに、なぜ正式な地図記号が未発表であるのか?」
このような考えから、次のように「未来の地図記号」として表現しました。こちらです。
横から見た車の形の上に、「レンタカー」で借りる鍵のイメージと一部融合した「借」という漢字がある姿を表現しました。
「レンタカー」→「rental car」→「借りる車」ということから、文字やイラストのどっちかだけに偏らないように、レンタルを漢字一文字で表現した「借」と、自動車とそのカギをシンプルなイラストで描くという見る側にもインパクトがあり、理解しやすい工夫をしました。
さらに、初見の方でも強い印象が残るように「かわいらしさ」を取り入れ、自動車のライトをハート型にしました。
このような美文字と可愛いイラストとコラボした地図記号が今後、教科書や掲示板などで掲載されると、少しでも日本が明るくなるのではと想像するだけでワクワクします。