私が考えた高層ビル(高層建築物)の地図記号

コンテンツ
デザイン・イラスト
 前回は、温泉マークをまとった平仮名の「ゆ」を囲んだ和風テイストの建築イメージが特徴である未来の「旅館」の地図記号について紹介しました。

 次は、都会では多く見られているビルであり、日本基準によると6階建て以上、または地上30m以上の建築物のこと「高層ビル」の地図記号について紹介します。

 国土地理院が公開している従来の記号は、「高層建物」または中層の建物も含めて「中層建築街」と表記したものが存在し、どちらも網目状が描かれた長方形が特徴です。

 なぜ、このようなデザインになったか調べても特に由来は明記されていませんでした。

 このことを知り、私は以下のような疑問が湧きました。

「高層ビルなどの建物にはそのようなイメージがないのに、面に網目状が描かれているのはなぜ?」

「高層ビルも含む『高層建物』であるにも関わらず、なぜ形が横長の長方形なのか?」

「なぜ、誰が見ても分かるように複数の縦長のシンプルな長方形から記号化しないのか?」

「なぜ、中層の建物と一括り(ひとくくり)するのか?」

 このような考えから、次のように「未来の地図記号」として表現しました。こちらです。

※7階建て以上のマンションもホテルも本記事で紹介する記号に該当します。
 また、6階建てのマンションは、本記事とは異なる地図記号を作成したので、別で紹介します。


230208高層ビル_オリジナル地図記号.png

「高層ビル」のイメージと漢字の「高」、そしてアルファベットの「hr」との融合により得られた形をデザインとして表現しました。

 ビルのイメージは中層も含まれていますが、これは「高層ビル」の地図記号であることを明らかにするため、そのイメージの強調およびそのビルの引き立て役も含めて描きました。

 また、「高」の下部分「口」の代わりにアルファベット「hr」は、「高層ビル」の英語表記である「high-rise building」の略式で明記しています。

 このように複数の要素が融合した地図記号は、国内の方はもちろん、海外の方でも理解できるような仕上がりになっているので、実際の地図上で掲載されれば、「あそこは都会やな」「ここら辺が都市部やな」とより分かりやすくなるのではないでしょうか?
サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す ココナラコンテンツマーケット ノウハウ記事・テンプレート・デザイン素材はこちら